先ほど、アンフィールドで開催されたリーグカップ(カラバオカップ)の4回戦、リバプール対アーセナル戦が終了しました。
試合は、0-0、スコアレスドローでしたが、カップ戦ですので、90分戦った後にPK戦。
PK戦は、5人のキッカーのうち、両チームが1人ずつ失敗し、6人目へ。
ここで、リバプールが失敗し、アーセナルが次のラウンドへ進んでいます。
この試合で気づいたこと、感じたことをいくつか書きますと、まずディオゴ・ジョタは、非常に良いと思った次第です。
ファーストハーフ終了間際には、ネコ・ウィリアムズからのクロスに飛び込みヘッド!
レノのファン・セーブで得点にはなりませんでしたが、他のシーンでも、自らの走りから決定機をつくる動きをしており、今後に期待が持てそうです。
南野拓実は、文字通り戦っていたと思います。
前述したジョタのヘディングシュートが阻止された際、そのこぼれを狙って強烈なシュート!
惜しくもゴールバーを直撃し、ネットを揺らすに至りませんでした。
コスタス・ツィミカスの負傷により、左サイドバックを努めたベテランのジェイムズ・ミルナーも無尽蔵のスタミナを見せつけるかのようにファイトしていたし、マルコ・グルイッチの出来映えも良かったと思います。
南野拓実は戦っていたと書きましたが、ディフェンス面では強烈なタックルに行っておりイエローカードを受けています。
イエローを貰うことは良いとは言いませんが、タキにはそれくらいのファイトをする気持ちが宿って来たということのように、私には思えました。
チャンスメイク、決定機の演出という面では、リバプールが勝っていたと思いますが、これもフットボールですね。
若手達にとって、良い経験になったならば、それを収穫と考えたいと思います。
一部で批判をされていたネコ・ウィリアムズについては、今日の試合でがんばっていたと、私の目には映りました。
攻撃にも絡むシーンがあったし、これから伸びて行く選手ですね。
リバプールですが、この試合で3枚の交代カードを切っています。
■62分:ファン・ダイク → ゴメス
■75分:ジョタ → ワイナルドゥム
PK戦を落としたリバプールですが、記録としてキッカーを書いておきたいと思います。
2 ジョルジニオ・ワイナルドゥム
3 南野拓実
4 ディボック・オリギ
5 カーティス・ジョーンズ
6 ハリー・ウィルソン
アドリアンのセーブにより、アーセナルが3巡目で先に失敗をしていましたが、その直後にオリギが失敗。
コースもボールの質も、ちょっと緩かったような感はあり、そのへんは残念さが残ります。
また、6人目となったハリー・ウィルソンがセーブされています。
失敗したPK以外は、どれもいいキックでした。
私、個人的にはジニのキックがお気に入りです。
天井に刺さるような弾道。
カーティスが、ほとんどステップを踏まずに蹴ったシュートもいいし、南野拓実は安定していますね。
ミリーは言うに及ばず。
今シーズン、リバプールのリーグカップは終わりましたが、目標へ向けて進んで行くのはこれから。
いいシーズンにしたいですね。
リーグカップでファーストチームの経験を積んだ若手達が、大きく成長してくれることに期待します。