先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第20節、リバプール対アーセナル戦が終了しました。
試合は、5-1の大差でリバプールが勝利を飾っています。
早い時間帯に先制をしたのはアーセナルでしたが、むしろこのことが、リバプールに火を付けたようにも思います。
まず、得点経過については、次のとおりです。
▲11分:失点
■14分:ロベルト・フィルミーノ
■16分:ロベルト・フィルミーノ
■32分:サディオ・マネ
■45+2分:モハメド・サラー(PK)
■65分:ロベルト・フィルミーノ(PK)
ご覧のとおり、ロベルト・フィルミーノが、ハットトリックを達成しています。
おめでとう!と、言いたいですね。
まず、同点に追い付いたボビーのゴールですが、ボビーがモハメド・サラーへ向けて縦にボールを供給します。
モーは、潰れながらも上がってきたボビーにボールを繋ぎ、ボビーが落ち着いて決めきっています。
リバプールの2点目、逆転となったゴールは、立て続けにボビーが決めています。
サディオ・マネがトレイラにプレスを仕掛け奪ったボールをボビーへ。
そこからは、圧巻のショーでした。
ボビーは、まるでスラロームをするように、相手ディフェンダーを次々に翻弄しゴール!
あまりに美しく、素晴らしいゴールでしたね。
リバプールの3点目については、起点は右からのコーナーキックでした。
アンドリュー・ロバートソンが、深い位置から前線へボールを供給。
モハメド・サラーが落としたボールをサディオ・マネが強烈に蹴り込んでいます。
4点目は、PKによるものでしたが、まずアリソンのフィードを讃えたいと思います。
素晴らしい弾道とコースによるアリソンのキック。
ここからカウンターに入ったリバプールは、ボビーを経由して、モハメド・サラーへ。
ボックス内をドリブル突破するモーが倒され、判定はPK。
モー自らがしっかりと決めて、更にアーセナルを突き放すことに成功しています。
65分にボビーが決めたPKですが、ボックス内でデヤン・ロブレンが押し倒されPKを得たもので、キッカーを努めたボビーが落ち着いて決めています。
これにより、ボビーのハットトリックが完成しました。
試合の立ち上がりこそ、若干ファビーニョの横パスをさらわれたりと、ひやりとするシーンもありましたが、先制を許した後のリバプールは、圧倒的な強さを発揮したと思います。
何しろ、相手はアーセナル。
この試合での5得点は、2018年最後の試合を飾るにふさわしい内容だったかと。
これで、リバプールは、シーズン開幕以来、無敗のまま新年を迎えることになりました。
1失点はしたものの、あのゴールは、アリソンでも止められなかったと思います。
私としては、最終ラインもよくがんばってくれたと感じています。
リバプールですが、3人の交代枠を使っています。
■61分:サディオ・マネ → ジョーダン・ヘンダーソン
■77分:ジョルジニオ・ワイナルドゥム → アダム・ララーナ
■83分:アンドリュー・ロバートソン → ナサニエル・クライン
おそらく、この3枚の交代は、疲労の蓄積を避ける意味が強かったと思います。
ハットトリックが生まれた今日の試合。
ボビーは、勿論素晴らしかったし、全員でつかんだ勝利だと言えそうです。
派手さはありませんが、随所でジョルジニオ・ワイナルドゥムの存在も効いていたし、チーム力がものを言ったナイスゲームでした。