先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第29節、リバプール対ボーンマス戦が終了しました。
試合は、2-1のスコアでリバプールが勝利を飾っています。
早い時間帯に先制点を奪われたリバプールでしたが、慌てることなくしっかりと逆転に成功。
勝ち点3を積み重ね、プレミアリーグ制覇へと、また一歩近づいています。
まず、得点経過については、次のとおりです。
▲9分:失点
■25分:モハメド・サラー
■33分:サディオ・マネ
まず、9分の失点シーンですが、ジョー・ゴメスへのファールがあったのではないか?と見る向きもあるかと思います。
多少ジャッジに不信感があったのか、キャプテンを務めたジェイムズ・ミルナーが、レフリーに対して相当プレッシャーをかけていた姿が印象的でした。
結局、ファールの判定にはならず、先制を許したレッズですが、25分の段階にはモハメド・サラーのゴールで同点に追い付いています。
これは、サディオ・マネが相手ディフェンダーにプレスを仕掛け、ボールを奪ったことが起点となります。
サディオは、右にいたモーに横パス。
そのパスは、若干後ろにずれたと思いますが、モーが見事なコントロールを見せ、ディフェンダーの股間を狙って、しっかりとゴールネットを揺らしています。
逆転ゴールを決めたのは、サディオ・マネ。
まず、アシストをしたファン・ダイクのパスが素晴らしかった!
ピッチ中央でボールを持ったファン・ダイクは、優しく正確なグラウンダーの縦へのパスを前線へと送ります。
抜け出したサディオ・マネが、飛び出して来るゴールキーパーの動きを冷静に見極め、着実にゴールをゲットしています。
ファール疑惑はあったものの、9分の段階で失点をしたら、普通ならば「今日もまたか・・・」と、失望感を抱くことでしょう。
しかし、ここはアンフィールド。
プレイヤー達も、勿論ファンも諦めるなどということはなかった。
同点ゴールが生まれる頃から、リバプールは動きが活性化していたし、今日は先日のワトフォード戦とは違い、セカンドボールがしっかり奪えていたと思います。
サイドバックの攻撃参加も積極的に使えましたね。
また、私は影の功労者として、ジェイムズ・ミルナーの名前をあげたいと思います。
ファイティング・スピリット全開でした。
まさに、気迫の塊という表現をしたくなるほど、ジェイムズ・ミルナーの戦いは凄まじかった。
あわや同点ゴールを決められるか!という瞬間にも、ジェイムズ・ミルナーは躯を張って防いでいます。
まだまだ、リバプールには良いフットボールが出来る地力があると思うし、今日の試合で勝ちきったことで、またリズムが生まれそうです。
やはり、勝利こそが一番の妙薬ですね。
来週以降は、ジョーダン・ヘンダーソン、ナビ・ケイタも起用できるようになるだろうし、今一度スパートをかけて行きたですね。
文末になりますが、この試合でリバプールは、2枚の交代カードを切っています。
チャンピオンズリーグを控えた試合で、交代カードを1枚残したことが、今日勝利することの大きさを表していると思います。
■83分:アレックス・オックスレイド=チェンバレン → アダム・ララーナ
■90+2分:ロベルト・フィルミーノ → ディボック・オリギ
今日はとにかく勝ち点3が必要だったリバプール。
ミッションを果たしたと思うし、また次からはリバプールらしさが戻って来ることでしょう。
期待したいですね!