先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ開幕戦、リバプール対ボーンマス戦が終了しました。
この試合を見ていて思うのは、開幕戦とは実に難しいということです。
本来であれば苦しむ展開ではなかったもののボーンマスに食い下がられたリバプール。
先に2点を奪ったリバプールでしたが、何とボーンマスに追いつかれ。
しかし、試合終盤にドラマが待っていました。
この試合は4－2のスコアでリバプールが勝利！
勝ち点3をゲットしています。
リバプール対ボーンマス戦の得点経過
もつれ込んだ試合に決着をつけたのは途中出場のキエーザ！
この試合における得点経過は！
- 37分：ウーゴ・エキティケ
- 49分：コーディ・ガクポ
- 64分：失点
- 76分：失点
- 88分：フェデリコ・キエーザ
- 90+4分：モハメド・サラー
リバプールのゴールを振り返り
エキティケがプレミアリーグ開幕戦でゴール！
ゴールをジョタに捧げるスコアラー！
リバプールのゴールを振り返ってみましょう。
先制点となったのは37分、ウーゴ・エキティケのゴール！
開幕戦でゴールを決められたことは、後々大きいですね。
高い位置でボールを持ったエキティケは、一度アレクシス・マクアリスターに預けます。
マクアリスターは斜め前にスルーパスを提供、それをエキティケが右足でコントロールして相手センターバックをかわすとゴールキーパーの逆を取ってゴールイン！
エキティケが持つ技術の高さを証明したシーンでした。
2点目はコーディ・ガクポが決めています。
エキティケからボールをもらったガクポは中へとカットイン！
自らシュートコースを作った上で右足のシュート！
エキティケ、ガクポがジョタへのメッセージをボディランゲージで送っていたことが印象的でした。
2点をリードしたものの、何とリバプールは追いつかれてしまいます。
64分、76分と立て続けに失点。
本来であれば、アンフィールドでこの展開はいけないと思うのですが、課題は課題として、早期に改善していきたいですね。
2失点目などはドリブルでの中央突破を許しており、ディフェンス面のポジショニングやら役割分担を今一度整理する必要があるように感じます。
暗雲立ちこめる中、ここはアンフィールド！
82分の段階でフロリアン・ヴィルツに代わってピッチに送り出されたフェデリコ・キエーザが劇的なゴール！
勝ち越し点を取るためスクランブルの攻撃をレッズが仕掛ける中、右からモハメド・サラーがシュート！
これをゴールキーパーが弾き、ディフェンダーもクリアに行ったもののそれが十分ではなく、狙っていたキエーザが右足のボレー！
結果的にキエーザのゴールが、この試合での決勝点となりました。
さらにリバプールは、4点目も奪いに行きました。
90+4分、モハメド・サラーが右足で決めてみせます。
遠藤航が後方から滞空時間の長いボールを前線へ蹴り、それをモーが見事なコントロールでキープ。
相手ゴールへ向かって行くモーは、何と右足のシュート！
ゴールファーに決めたものです。
反省点は改善していこう！
いつだって開幕戦は難しい
試合を重ねるごとに改善していきたい
チャンピオンとして迎えた新シーズン。
リバプールにしてみれば、ベストな試合ではなかったと思います。
しかし、よくない部分が出てしまった時でも最終的に勝ちに持ち込めるチーム力は率直に讃えたいと思います。
2－2になった時点で下を向かなかった選手達の気持ちがキエーザ、サラーのゴールを呼んだ。
今日の試合での反省点は、やはりディフェンス面にあると思います。
ディフェンスは、単にディフェンダーだけで行うものではないし、チームとしてのプレスのかけ方なり、全体として見直して行きたいですね。
それでも勝ちにこだわった姿勢は素晴らしかった。
試合を積むごとに進化できるチームこそ
プレシーズンには時間的な限りがある
シーズンを過ごす中でチームとして進化していこう！
反省点は反省点としてしっかりと直視し、今後に生かせばいいと私は思います。
開幕前にはプレシーズンで体をつくり、チームの戦術理解を深めていくわけですが、その時間には限りがある。
シーズンを過ごす中、実戦で進化していくことが重要ですね。
リバプールは、それができるチームだと思いますし。
よって、苦しみながらも勝ち点3を取ることが極めて重要。
そういった意味では、今日の試合はよかった！と言っていいと思います。
リバプールが切った交代カード
5枚のカードを切ったリバプール
82分に投入されたキエーザが大仕事！
乱戦の様相を呈しつつも勝ち点3をゲットしたリバプール。
文末になりますが、リバプールが切った5枚の交代カードをまとめて、この稿を閉じたいと思います。
いつもお読みくださり、ありがとうございます。
4－2でリバプールが勝利したプレミアリーグ開幕戦でした！
- 60分：フリンポン、ケルケズ → 遠藤、ロバートソン
- 72分：マクアリスター、エキティケ → ジョーンズ、ゴメス
- 82分：ヴィルツ → キエーザ