アンフィールドで行われたリバプール対カーライル戦が終了しました。
戦前から、ある程度の主力を投入してくるとは言われていましたが、予想以上に本格的メンバーをセレクトしてきましたね。
相手の力量等々を考えれば、90分間での勝利はもちろん、早めに試合を決めて、余裕をもって何人かは途中で下げる形を誰もが予想したことでしょう。
しかし・・・意外?にも、1-1で90分を終え、延長戦へ。
さらに延長でも勝負がつかず、PK戦まで持ち込まれるという試合展開になってしまいました。
途中で、主力を休ませるどころか、64分には、フィリペ・コウチーニョまで投入・・・。
4部リーグ相当のクラブに、しかもアンフィールドで、ここまで苦戦するとは。
救いといえば、ダニー・イングスが、またもゴールを決めたことくらいでしょうか。(23分)
まだ、アダム・ボグダンもPK戦で、よくがんばってくれました。
勝ったことに違いはありませんが、中2日で、プレミアリーグのアストン・ヴィラ戦へ臨むにあたり、疲労の回復も勿論だし、試合内容、得点力不足にも、大きな不安を感じる試合ではありました。
カーライルは、そもそも、下部リーグの中でも失点の多いチームであり、なぜにそれでもリバプールはゴールを奪えないのか?
チームとしての連携、役割分担が、機能していないと言われても、弁解の余地はないことでしょう。
今日の試合内容を観たファンは、さらなる不安と不満を抱いたことでしょう。
土曜日のアストン・ヴィラ戦。
果たして、しっかりプレイできるのか?
もはや精神論だけでは、今のリバプールに立ち直りのきっかけは、生まれてこないようにも思います。
勝利はしたものの、何ともフラストレーションのたまる試合ではありました。
こうなると、監督の進退問題が、さらに騒がしくなる予感さえいたします。