先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第2節、リバプール対クリスタルパレス戦が終了しました。
試合は、1-1のドローという結果となりました。
今日のリバプールは、序盤から非常に良いプレイをしており、迫力のあるプレイでクリスタルパレスを圧倒していたのですが、32分のこと、カウンターで先制点を許しました。
それでも1点差であれば、逆転の可能性は十分にあったと思います。
痛かったのは、57分の段階でダルウィン・ヌニェスが一発レッドを受けたこと。
追いかけるチームに退場者が出るのは避けたいですね。
ただ、リバプールを讃えたいのは、一人少なくなっても攻撃の手を緩めず、最後まで戦い抜いたことです。
数的不利になったリバプールですが、61分にルイス・ディアスが見事なシュートを決めて同点に追いつきます。
うっとりするようなゴールでした。
左の大外でボールを受けたルイス・ディアスは、中央へ向けてドリブルを敢行しカットイン。
次から次へと相手ディフェンダーをかわしながら、自らシュートコースをつくって鮮やかなゴール!
今日のルイス・ディアスは、常に戦っていたと思います。
ハーヴェイ・エリオットにも戦う姿勢が顕著に見えました。
ダルウィン・ヌニェスの退場シーンですが、プレイが途切れているときに相手とやりあっており、その流れで背中から小突かれたところでかっとなり頭突きをしてしまったもの。
若さが出てしまった形でしょうか。
一発レッドは、今のリバプールに痛いですね。
ただでさえ負傷者が多い中、次はダルウィン・ヌニェスを起用できないのですから。
非凡なものを持っているダルウィン・ヌニェスですが、今回のことを反省し、メンタル的にも成長してほしいですね。
前述もしましたが、キックオフ直後から、リバプールは素晴らしいフットボールを展開しました。
ワンサイドゲームだと言っていいほどに。
やはり、カウンターは怖いですね。
ダルウィン・ヌニェスには時間が必要だし、これから学んで行くことが沢山あると思います。
大器であることに間違いはないのですから、長い目で見たいと思いますが、リバプールの攻撃陣にテンポを出すためには、やはりロベルト・フィルミーノの存在は大きいのだと改めて実感した試合でした。
次節のマンチェスター・ユナイテッド戦には、ボビーは間に合うのか?
現在リバプールは、ディオゴ・ジョタも欠場中であり、ダルウィン・ヌニェスが出場停止となると、ボビー以外にストライカーがいません。
勿論、モハメド・サラーを中央へ持って行く手はあると思いますが。
今日の試合。
先制点を許し、その後退場者をも出したリバプール。
それで同点に追いついたということをプラスに捉えましょうか。
ここで下を向いてしまってはいけないと思うのです。
チーム力では、遙かにクリスタルパレスを上回っていることはよく分かったし、次のマンチェスター・ユナイテッド戦で開眼しましょう!
なお、この試合でリバプールは、4人の交代枠を使っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■63分:アンディ・ロバートソン→コスタス・ツィミカス
■63分:ナット・フィリップス→ジョー・ゴメス
■63分:ジェイムズ・ミルナー→ジョーダン・ヘンダーソン
■79分:ハーヴェイ・エリオット→ファビオ・カルヴァーリョ