先ほど、アンフィールドで開催されたリバプール対エバートン戦が終了しました。
試合は、5-2のスコアでリバプールが勝利しています。
ファーストハーフは、両チーム合わせて6ゴールが生まれる試合となりました。
まず、得点経過については、次のとおりです。
■6分:ディボック・オリギ
■17分:シェルダン・シャキリ
▲21分:失点
■31分:ディボック・オリギ
■45分:サディオ・マネ
▲45+3分:失点
■90分:ジョルジニオ・ワイナルドゥム
先制点となったディボック・オリギのゴールは、カウンターによる攻撃から生まれました。
アダム・ララーナからサディオ・マネへとボールが渡り、サディオがアートのようなスルーパスを相手ゴールキーパーとディフェンダーの間を狙って通します。
そこに反応したのがディボック・オリギ。
ゴールキーパーもかわしてシュートを決めています。
シェルダン・シャキリのゴールは、トレント・アレクサンダー=アーノルドが鋭いボールを前方へ向けつつサイドチェンジ。
それを受けたサディオ・マネが絶妙なスルーパスを通し、走り込んで来たシェルダン・シャキリが左足でゲットしたものです。
リバプールの3点目となったディボック・オリギのゴールは、後方からデヤン・ロブレンがロング・フィード。
それをディボック・オリギが見事なトラップから、相手ゴールキーパーの頭上を越して入れる技ありのシュートを放っています。
ファーストハーフ終了間際に生まれたサディオ・マネのゴールですが、やはり自陣からのカウンターから生まれました。
トレントがトップスピードに乗ってドリブルで全力疾走。
右から併走していたサディオにパスをし、サディオは左足でしっかりと決めきったものです。
セカンドハーフは、両チーム共に得点が入りませんでしたが、90分にジョルジニオ・ワイナルドゥムがゴール。
左ワイドでボールを受けたロベルト・フィルミーノが、ドリブルで相手を攪乱し、ボックス内へ侵入。
その上で、マイナスのクロスを供給したところ、ジニが右足でシュートを放ち、相手ゴール右隅へ蹴り込んでいます。
勿論、2失点をしたことについては、改善すべきだと書きたいところですが、ボビー、モー、ヘンドをベンチに置き、その中でマージーサイドダービーを戦ったのですから、私としては、今日についてはこれで満足です。
クリーンシートは、次の試合で。
リバプールが決めたゴールは、どれも素晴らしいものであり、何度でも見直したくなるような鮮やかなシーンだったと思います。
前節では、セットプレイでしかゴールを決めていませんでしたので、流れの中からゴールを決めることが重要であり、それも5得点。
いずれも内容の濃いゴールだっただけに、リバプールにとっては、光明が見えたと言ってよさそうです。
その時の順位に関係なく、熱い試合になるマージーサイドダービーですが、2失点こそすれど、リバプールの完勝だったと。
サディオ・マネは、特に良かったように思うし、ディボック・オリギは、やはりダービーに強いぞ!というところを見せてくれました。
繰り返しになりますが、今日リバプールが決めた5ゴールは、どれも素晴らしい流れからであり、ナイス・シュートでした。
これで得点力向上へと繋がって行くことを願います。
なお、リバプールは3人の交代枠を使っています。
■72分:アダム・ララーナ → ジョーダン・ヘンダーソン
■72分:ディボック・オリギ → ロベルト・フィルミーノ
■83分:トレント・アレクサンダー=アーノルド → ジョー・ゴメス
モーとボビーをベンチスタートにさせたリバプール。
今日はサディオがフル出場でしたので、次節はサディオをベンチに置く形でしょうか。
今日、シェルダン・シャキリやアダム・ララーナが頑張ってくれたおかげで、リバプールは過密日程を乗り切るひとつの布石を打てたと思います。
次の試合では、アレックス・オックスレイド=チェンバレンがいるし、ナビ・ケイタもいる。
しっかりと勝ち続けて行きたいですね。
リバプールが勝利することが、2位以下のチームに大きなプレッシャーを与えるのですから。