先ほど、香港スタジアムで開催されたリバプール対レスター戦が終了しました。
この試合は、アジア・トロフィー決勝という位置づけとなっています。
試合結果は、2-1でリバプールが勝利!
まず、得点経過については、次のとおりです。
▲12分:失点
■20分:モハメド・サラー
■44分:フィリペ・コウチーニョ
新戦力のモハメド・サラーは、プレシーズンマッチで、早くも2ゴール目を記録ですね。
リバプールですが、試合序盤の入り方は悪くなかったと思います。
ただ、先制点を許してしまった。
ここは謙虚に反省をし、改善すべき点でありましょう。
レスターから見て左サイドからのクロスをヘッドで決められた失点でしたが、シュートをされたよりも、クロスを上げさせた局面に、今後留意が必要だと感じました。
リバプールの右サイドは、トレント・アレクサンダー・アーノルドだけという状況となり、一人で二人を相手にする形になっており、コンビネーションを使われ、完全にフリーな状態で、クロスを上げさせてしまいました。
ただ、先に失点を喫しても、ファーストハーフのうちに逆転して見せたのがリバプール。
同点ゴールとなったモハメド・サラーの得点は、実に味わい深いものでした。
右ワイドでボールをキープしたモハメド・サラーが、中央にいるコウチへとボールを渡します。
ここで時間が出来た間に、モハメド・サラーは、相手ボックス内へと侵入。
そこへ、綺麗にふわりとしたボールを放り込んだコウチ。
モハメド・サラーもコウチの優しいパスを活かし、ヘッドで押し込んだものです。
決勝ゴールとなったコウチのゴールは、もうお馴染みの形でした。
左ワイドからカットインしながら、相手を誘うようにして、右足から放たれた力強くも美しいシュートでした。
モハメド・サラーは、当然ながらスピードに優れていますが、相手が嫌がるエリアにポジションを取ることが、実に上手ですね。
また、セカンドハーフから出て来たダニエル・スタリッジですが、非常にコンディションがいいと言われていますが、確かにフィジカルが切れている感があり、細かく軽快なステップワークも見られました。
心配な点があるとすれば、ファーストハーフの途中で退いたジェイムズ・ミルナーでしょうか。
左足の腿部分を気にしている仕草があり、もしかしたら、痛めているかもしれません。
シリアスなものではなさそうですが、大事を取ったほうがいいですね。
これで、リバプールのメンバー達は、香港での日程を終えました。
また、プレシーズンも次の段階へと入っていきます。
ぜひ、良い形で開幕を迎えたいところです。