先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第19節、リバプール対ニューカッスル戦が終了しました。
試合は、4-0のクリーンシートで、リバプールが勝利をおさめています。
スコアでも大差がつきましたが、内容的にも圧倒した試合になったと思います。
まず、得点経過については、次のとおりです。
■11分:デヤン・ロブレン
■47分:モハメド・サラー(PK)
■79分:シェルダン・シャキリ
■85分:ファビーニョ
先制点となったデヤン・ロブレンのゴールは、左のショートコーナーからスタートしました。
シェルダン・シャキリが、アンドリュー・ロバートソンへボールを渡し、ロボがクロス。
相手ディフェンダーがクリアしたボールが、デヤン・ロブレンの前に転がり、ロブレンは、ハーフボレーで綺麗に決めきっています。
リバプールの2点目は、モハメド・サラーが獲得したPKを自ら決めたもの。
今日は、ジェイムズ・ミルナーがいませんでしたが、しっかりと低い弾道で、ゴール左隅に決めきったもの。
3点目となったシェルダン・シャキリのゴールは、リバプールの波状攻撃から生まれました。
最終的には、トレント・アレクサンダー=アーノルドが低いクロスを供給し、シェルダン・シャキリが、左足で合わせ込んでゴールに押し込んでいます。
だめ押しのだめ押しとなったのは、途中交代でピッチに入ったファビーニョによるもの。
右サイドからのコーナーキックをモハメド・サラーが蹴り、ファビーニョがヘッドで押し込んでいます。
ファビーニョにとっては、嬉しい、嬉しいリバプールでの初ゴールとなりました。
これでまた、波に乗れることでしょう。
今日の試合は、リバプールが常に高いラインを取り、ニューカッスルが下がるという展開に終始した感があります。
さほど、強いプレッシャーにも来られなかったので、おそらく過度な疲労はないかと思います。
ある程度の自由をもらったことも多少は影響しているのでしょうが、とにかく私の眼には、ロベルト・フィルミーノの裁き方が極上に思えました。
まるで、コンダクターのような鮮やかさ。
今日の勝ち方は、次節のアーセナル戦へ向けて、ポジティブなものになったと思います。
なお、リバプールは3人の交代枠を使っています。
■62分:ジョルジニオ・ワイナルドゥム → ファビーニョ
■69分:ロベルト・フィルミーノ → ダニエル・スタリッジ
■82分:アンドリュー・ロバートソン → ナサニエル・クライン
ロボに代わってピッチに入ったクラインは、そのまま左サイドバックを担当しています。
あえて、リバプールに心配な要素があるとすれば、ロボに疲労が残っていないか?という部分でしょうか。
途中交代は、正解だったと思います。
すぐにアーセナル戦がやってきますが、今日は良い形で勝てたと思います。
また、クリーンシートで終えることができた背景には、試合最終盤でのアリソンのファインセーブもありましたね。
おつかれさまでした!と、各プレイヤーに伝えたい気持ちです。