先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第26節、リバプール対ノリッジ・シティ戦が終了しました。
試合を支配しながらも、0-0でファーストハーフを終えたリバプール。
セカンドハーフ冒頭では失点を喫しましたが、選手交代を絡めて逆転劇を演じ、3-1のスコアで勝利しています。
まず、得点経過については、次のとおりです。
▲48分:失点
■64分:サディオ・マネ
■67分:モハメド・サラー
■81分:ルイス・ディアス
先制点を奪われたリバプールでしたが、サディオ・マネがスーパーなゴールを決めて同点に追いつきます。
サディオが決めたゴールは、中盤からジョーダン・ヘンダーソンが左へ開き、それをコスタス・ツィミカスがヘッドで中へ。
その浮いたボールをサディオ・マネがダイナミックなオーバーヘッド!
右足で相手ゴールに突き刺しました。
さらにリバプールは、すぐさま逆転に成功します。
モハメド・サラーが決めたもので、これはアリソンからのロングボールを最前線のモーがおさめ、鮮やかなボールタッチから右足に持ち替えて、グラウンダーのシュートを決めたもの。
落ち着いて決めてくれました。
これでモーは、リバプールでの通算150ゴール達成を記録したことになります。
おめでとう!モー!
逆転に成功したリバプールは、さらにルイス・ディアスが追加点を奪います。
ヘンドが出した縦パスをルイス・ディアスがおさめ、ゴールキーパーの出鼻をループで浮かして左足のゴール。
綺麗な展開からのフィニッシュでした。
モーが150ゴール達成であれば、ルイス・ディアスは、嬉しい、嬉しいレッズでの初ゴール!
こちらも、おめでとう!と言いたいですね。
多くメンバー(スタメン)を代え、ボビーとディオゴ・ジョタも不在だったリバプール。
それでも、こういう試合でしっかりと勝つことが大切ですね。
先制ゴールを許した時は、嫌な流れでしたが、ユルゲン・クロップ監督は62分の段階で2枚代えを敢行し、それが功を奏した形です。
そこでピッチに入ったチアゴが、完全に試合の流れを変えました。
チアゴ!
何というエレガントなプレイ!
素晴らしい存在感だったと思います。
また、随所でジョーダン・ヘンダーソンも効いていました。
アシストもあったし、運動量も多く、気迫が伝わって来るプレイぶり。
キャプテンらしいプレイだったと思います。
インパクトという意味では、サディオが決めたバイシクル。
90分を通じて高いスキルを見せたのはモー。
素晴らしいスパイスになったのがチアゴ。
奮闘を続けたのがヘンド。
そんな試合だったように思います。
また、ファン・ダイクの落ち着いたケアもさすがでした。
これで、ボビーとジョタが帰って来てくれれば、よりリバプールは強くなることでしょう。
勝った試合ですので、あえて課題をあげれば、モーが孤軍奮闘するシーンが何度かあったことでしょうか。
モーは1人でも行けてしまいますが、今日は孤立することもあったかと思います。
もし、ユルゲン・クロップ監督もそれを感じていたならば、今後ハーヴェイ・エリオットの起用があるかもしれません。
先制されても勝ちきること。
それが大切ですね。
トレント・アレクサンダー=アーノルドとアンディ・ロバートソンを休ませることが出来たし、また次に期待したいと思います。
なお、リバプールは、この試合で3枚の交代枠を使っています。
それをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
インテル戦に続き、交代ピースの切り方がずばり!と当たった試合でした。
■62分:アレックス・オックスレイド=チェンバレン→チアゴ
■62分:ナビ・ケイタ→ディボック・オリギ
■81分:ルイス・ディアス→南野拓実