プレミアリーグ 試合日程・結果

リバプールがアンフィールドでフォレストに2連敗(プレミアリーグ第12節)

先ほど、アンフィールドで行われたプレミアリーグ第12節、リバプール対ノッティンガム・フォレスト戦が終了しました。
リバプールファンにとっては、非常に厳しい試合結果に。
試合は、0-3のスコアでアウェイのフォレストが勝利。

2シーズン連続でフォレストにアンフィールドで敗れたリバプール

実は、昨シーズンもリバプールはアンフィールドでノッティンガム・フォレストに敗れていました。
同じチームからアンフィールドで連敗するというケースがあったのか?
それは、今後データにあたるしかありませんが、そもそもリバプールはアンフィールドでは負けませんからね。

昨シーズンのアンフィールドもリバプールは無得点

さらに良くないことに、ノッティンガム・フォレストには昨シーズンも無得点で敗れています。
同じチームとアンフィールドで2試合やって、1点も取れないとは。
アンフィールドではそもそも負けないと書きましたが、それはアンフィールドでは負けてはいけないという言葉へとつながっていきます。

得点経過

試合の序盤は、リバプールにも良い形があったし、ペースも悪くなかったと思うのですが、先制をしたのはフォレストであり、その後彼等が望む試合展開になってしまったように思います。

フォレストのゴールは、33分、46分、78分でのこと。

時間の経過とともに、リバプールの勝ち目が薄まっていきますが、できれば一矢は報いてほしかった。

今こそハングリーな選手の登用を!

メンバー選考は監督の権限です。
しかし、ファンとしてあえて個人的な希望を言えば、今漂う閉塞感を切り裂くには、ハングリーな状態にある選手を今こそ投入すべき!だろうと。

スロット監督は、余程のことがない限り、大胆な選手起用をすることがありません。
その厳しさが、昨シーズンは勝つことで救われていましたが、これだけ負けが続くと、それでも出番がないのか!というネガティブな感情が控え組に生まれて来たとしても不思議ではありません。

戦績、試合展開に関わらず、歯をくいしばって戦うであろうハングリーな選手!
彼等にチャンスを与えてほしい。
というよりも、いまや日頃出番をもらえないフレッシュな選手達に勝負を託す時に来ているように私は思います。

闇の中にも見えた一筋の光

昨シーズンのフォレストは強かった。
しかし、今シーズンのフォレストは苦しんでいた状況でした。
それが、アンフィールドで0-3とは。

この救いようのない試合の中で、私はあえて光を見つけようとしていました。
まず、相変わらずドミニク・ソボスライはコンディションが良いし、戦う姿勢を失っていません。
次に、まだ絶好調ではないにしろ、モハメド・サラーの体のキレがシャープになって来ているように見えました。
フォワードは得点に関与してこそではありますが、以前見せていたモーのパフォーマンスと比べれば、少し鋭さが戻って来たように思えるのです。

あとは、ウーゴ・エキティケも戦うメンタリティーが見えており、フェデリコ・キエーザは熱いハートを見せようとしていた。

ボトムハーフに沈んだリバプール

試合に負けたのですから、リーグテーブルで順位を落とすことは必然です。
それがいよいよボトムハーフ(下位10チーム)ですね。

私自身、1970年代からリバプールを応援してきましたが、どんなに不調でもここまで落ちてしまうとは。
アンフィールドの閉塞感は、ブレンダン・ロジャーズ体制の末期にも似て来たように思います。

途中で家路につくKOPの後ろ姿

リバプールが苦しいとき、結果が出ない時でもアンフィールドは後押しをやめることはない。
今日の試合では、まだゲームが終わる前に席を立った人達が結構いましたね。
彼等は、何を思って家路についたのでしょうか。
夜の中に消えてゆくKOPの後ろ姿が、今のリバプールを象徴しているように感じました。

自信を選手達へ!

これだけ勝てないと、しかも試合内容が良くないと、さすがに選手達にダメージは残ると思います。
これまでどおりのやり方をしていれば、もしかしたらより奥深くへ行ってしまうかもしれない。
決断の時が来ていると思います。
まずは、前半で述べましたが、ハングリーな状態で待っている選手を使ってほしい!

それが、私の願いです。

何かと上手くいかなかったフォレスト戦ですが、リバプールは4人の交代枠を使いました。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。

・55分:コナテ→エキティケ

・68分:イサク→キエーザ

・68分:ケルケズ→ロバートソン

・78分:ジョーンズ→エングモア

読者の皆さんは理解してくださっていると思いますが、こんな状況になったとはいえ、私は諦めることはいたしません。
その上で、ユルゲン・クロップ前監督がリバプールに残していったレガシーを取り崩すには、急ぎ過ぎたのではないかという思いがあったことも事実です。

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Toru Yoda

ただの埼玉の隠居です

Liverpoolのことを書き続けて幾年月
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