
この後、日本時間05:00にキックオフとなるチャンピオンズリーグ(リーグフェーズ)第5節、リバプール対PSV戦のスターティング・イレブンが発表となりました。
リバプールのメンバー詳細については、LFCのグラフィックのとおりです。
人選では従来の起用法を踏襲したスロット
不調が続く中での試合とあって、私は何らかの工夫を打つべきだと思っていました。
それがあるのか?
まず最初に見るべきは先発の人選だったわけですが、この部分でスロット監督は特段変化を加えませんでした。
ファン・ダイクとコナテへの依存度が高まるディフェンス
守備陣ですが、ゴールキーパーにはギオルギ・ママルダシュビリ。
最終ラインは、左からミロシュ・ケルケズ、ファン・ダイク、イブラヒマ・コナテ、右サイドバックに関しては、おそらく今日もドミニク・ソボスライが務めるものと思われます。
ソボスライが果たす右サイドバックでのパフォーマンスは素晴らしい。
一方で、理想的にはドム頼みということを続けると、本職に準ずるメンバーのモチベーションに影響しないか?という危惧にも似た思いを持っている私です。
さらに心配なのは、センターバックを固定するのはよいのですが、常にファン・ダイクとイブラヒマ・コナテがチョイスされ続けている現状です。
さすがに疲労も蓄積して来ているだろうし、センターバックは何とかしていかないと先々を考えたとき大きな不安要素です。
ミッドフィールダーも固定的
ドム(ソボスライ)が、おそらく右サイドバックでしょうから、中盤を構成するのは、ライアン・フラーフェンベルフ、アレクシス・マクアリスター、カーティス・ジョーンズになるかと思われます。
このところ試合内容が芳しくない状況が続いており、それでも自分のやり方を貫くスロット監督。
よく言えば信念がある。
逆の見方をすれば頑なですね。

変化も欲しかったフォワード陣
今日のリバプールは、フォワードの選手としてコーディ・ガクポ、ウーゴ・エキティケ、モハメド・サラーを先発起用。
今シーズンのリバプールは、最終ラインから前線へと繋がる両ワイドの動きが課題になっていると思われ、人選も大切ですが、何か改善の工夫が見られればいいですね。
こうなってくると、好調だったフェデリコ・キエーザをいつ使うのか?という声も出てきそうではあります。
今後の日程を考えても、キエーザはもちろん、リオ・エングモアなども使ってみたいですね。
PSVのメンバー
アンフィールドへ乗り込むPSVですが、そのメンバーも発表となっており、その顔ぶれは次のとおりです。

PSVのメンバーは、試合前にディオゴ・ジョタのために花を供えている姿が見受けられました。
これは、戦うにしてもスポーツマンシップですね。
かなりの攻撃力を持ち、ゴールを量産しているPSVが、アンフィールドでどんなプレーを見せるかは注目です。
出番がほしい遠藤航
ここまでくると、多少不思議な感さえし始めますが、どんなに不調でもスロット監督は先発で起用するメンバーに手を加えませんね。
それが吉と出るのか?
まずは、しっかりと試合を注視したいと思います。
今後、這い上がって行ける!という兆しを見せたいリバプール。
厳しい状況の中での試合で、どんなパフォーマンスを見せるかが問われています。
