刻々と、ヨーロッパリーグ決勝の時が近づいてきましたね。
リバプールとしては、是が非でも取りたいタイトルです。
一発勝負の決勝だけに、いわゆるデータ系は参考にならないかもしれませんが、両チームの間には、試合日程において決定的な違いがあるため、その点についてちょっぴり触れておきたいと思います。
まず、リバプールとしては、もちろん今シーズンのラストを飾る試合であり、後顧の憂いなくセビージャ戦に全力を尽くすことができます。
一方のセビージャですが、現地時間5月18日(水)にリバプールとの決勝戦で試合をした後も、まだもう1試合が残っています。
現地時間5月22日(日)に予定されているスペイン国王杯決勝のバルセロナ戦です。
セビージャとすれば、いずれも勝利したい試合でありましょう。
リバプールと対戦したあと、バルセロナと当たるまでには中3日間。
このことが、何らかの影響を与えるか?ということもあるかと思います。
ただ、セビージャは近年特にヨーロッパリーグに強く、戦い方にも慣れていると思いますので、リバプールとしては集中を切らすことなく90分間を戦い抜きたいところです。
なお、セビージャのチーム得点源は、ケヴィン・ガメイロで、今シーズンのリーグ戦では16ゴールを記録しています。
リバプールとしては、一番良いときのプレイが出来れば、相手の最前線にプレイをさせない展開にも持っていけることでしょう。
そうあってほしいものです。
注意したいのは、最終ラインでミスをおかさないこと。
あとは、中盤のプレイヤーにがんばってもらい、厳しいプレスをかけていくことが大切だと思います。
セビージャは、ヨーロッパリーグでは強いものの、最近のリーガ・エスパニョーラでは3連敗中です。
チームの調子が良いとは言えないと思いますが、その分、ヨーロッパリーグに焦点を絞って来ることも考えられます。
とにかくリバプールとしては、キックオフ直後から相手を圧倒するような厳しいプレスをかけていきたいですね。