さきほど、アンフィールドでのリバプール対サウサンプトン戦が終了しました。
結果から書くと、1-1のドロー。
ユルゲン・クロップ監督の初勝利が来るか!と思われましたが、次の試合に持ち越しですね。
先制したのはリバプールで、セカンドハーフ冒頭からオリギに代わってピッチに入ったベンテケが、77分に決めたもの。
右サイドからミルナーが丁寧に入れたクロスを、ベンテケが滞空時間の長いヘッドで決めたゴールでした。
しかし、86分に、セットプレイから失点しドローになったもの。
細かい部分では、多々課題はあるかと思いますが、負けたわけではないし、次のチェルシー戦に勝利すればオッケーでありましょう。
これまでの試合を観てきて、感じるのは、クロップとしては、まずディフェンスの整備から手がけているのかな?という点です。
そういった意味では、現有戦力であれば、ルーカス・レイバとエムレ・チャンを今日のポジションで起用する策が、守備に安定感をもたらすように感じました。
また、67分にピッチインしたロベルト・フィルミーノですが、プレイした時間帯も短く、試合の中で決定的な仕事をするシーンはありませんでしたが、そのボールさばきや体の使い方からは、かなりの個人技を持っているな!ということが、分かったように思います。
今日の試合に限っていえば、失点は当然残念でしたが、2点取れていたらな・・・という印象でしょうか。
ストライカーとしては、ファーストハーフに、ディボク・オリギなりに献身的に頑張っていたと思いますが、セカンドハーフから出て来たベンテケと比べてしまうと、現時点での決定力やボールの収まり具合には、まだかなりの差があるように感じます。
今後、ベンテケが、もっと長い時間のプレイが可能になり、中盤にジョーダン・ヘンダーソン等が戻って来たとき、より充実した試合が観られるように思います。
要するに、スタンフォード・ブリッジで勝つ!
プレミアリーグの巻き返しは、まずそこからですね。