先ほど、フレンドリーマッチとして開催されたリバプール対スポルティングCP戦が終了しました。
試合は、2-2のドローという結果となりました。
先制をしたのはスポルティングCPで、それは5分のこと。
試合開始早々にビハインドとなったリバプールですが、一度は逆転をするまでに盛り返しています。
まず、得点経過については、次のとおりです。
▲5分:失点
■20分:ディボック・オリギ
■44分:ジョルジニオ・ワイナルドゥム
▲54分:失点
ディボック・オリギのゴールですが、トレント・アレクサンダー=アーノルドからのクロスを受けたジョルジニオ・ワイナルドゥムが、鮮やかなボールコントロールを見せ、アンドリュー・ロバートソンへと繋ぎます。
ロボがクロスを供給し、そのボールをジョーダン・ヘンダーソンが強烈なヘッド!
弾かれて来たボールにディボック・オリギが反応し、押し込んだものです。
ジョルジニオ・ワイナルドゥムの得点ですが、アレックス・オックスレイド=チェンバレンが右足のアウトにかけてクロス。
ゴール前に入って来たジニが、しっかりと決めています。
このゴールですが、起点になったのは、ジョーダン・ヘンダーソンのボール奪取からでした。
2失点に関してですが、いずれも噂のブルーノ・フェルナンデスに関与されてしまいました。
リバプールの補強候補だとの噂もあるブルーノ・フェルナンデスは、この日、1ゴール、1アシスト。
キックの質もいいし、ピッチ上での動きもよく、さすがに噂になるだけのことはあるなと感じたところです。
リバプールが5分に喫した失点に関しては、ブルーノ・フェルナンデスが放ったミドルが、シモン・ミニョレの正面に飛びますが、ミニョレがファンブルをした形となってしまいました。
あえて、ミニョレのために書けば、フェルナンデスのキックは、相当癖玉だったし、真正面だったことで、むしろキャッチしにくかったかもしれません。
今日の試合では、私なりに見るに、ジョーダン・ヘンダーソンが攻守に貢献していたと感じます。
攻守の切り替えが早く、ピッチの広いエリアをカバーしていた姿が印象的です。
若干、不安要素があるとすれば、なかなかクリーンシートを達成できないことですね。
この部分は、ぜひ次の試合への課題とし、改善を図ってほしいと思います。
なお、リバプールですが、89分にジョエル・マティプに代えて、セップ・ファン・デン・ベルグをピッチを送り出しました。
ピッチインする際には、会場が沸いており、彼がボールを持つたびに、声援が起こる風景が印象的でした。
ぜひ、リバプールで大きく成長して行ってほしいですね。
まだ、リバプールにはプレシーズンマッチが残っています。
改善すべき点は改善し、開幕へ向けて右肩上がりのチームづくりに期待したいと思います。