先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第32節、リバプール対トッテナム戦が終了しました。
この試合は、劇的な幕切れとなりました。
先制したリバプールが追い付かれ、90分に勝ち越しゴールが生まれるという展開に。
2-1で、リバプールが勝利を飾っています!
今回の勝利により、リバプールはトッテナムを相手にシーズン・ダブルを達成です。
まず、得点経過については、次のとおりです。
■16分:ロベルト・フィルミーノ
▲70分:失点
■90分:オウンゴール
リバプールの先制点となったロベルト・フィルミーノのゴールは、アンドリュー・ロバートソンが左からのクロスを供給し、走り込みながらボビーがヘッドでジャストフィットしたもの。
ゴールが生まれるまで、リバプールは、左右のサイドチェンジを繰り返し、トッテナムの陣形を崩し続けており、それが実った形でした。
しかし、ファーストハーフも30分前後から、徐々にトッテナムが持ち直し、セカンドハーフは、率直に言って、トッテナムのゲームだったと思います。
70分に失点をしたときには、ドローをも覚悟したわけですが、私としては、最後まで諦めたくなかった。
90分、トレント・アレクサンダー=アーノルドが、あげたクロスをモハメド・サラーがヘッド!
そのボールが、相手ディフェンダーに当たり、ゴールを割ったものです。
まさに、劇的な試合でした。
ドローと勝ち点3では、天地の差だと言っていいし、今日はとにかく3ポイントを取ったこと、決して最後まで諦めなかったメンタリティーを讃えたいと思います。
セカンドハーフとなり、リバプールのペースに持ち込めない中、私なりにいろいろ考えていました。
この試合展開ならば、ファビーニョを早く使ったほうがよかったのではないか。
アダム・ララーナを投入した方がいいのではないか。
これでも起用しないほどに、シェルダン・シャキリのコンディションは整っていないのか。
などです。
しかし、リバプールは決勝ゴールを生んだ。
大きな、大きな勝ち点3だと思います。
サディオ・マネが攻守に奮闘していたことも素晴らしかったし、何よりファン・ダイクのファイン・プレイが、結果的にチームを救ったと思います。
相手2枚に対し、ファン・ダイクが1枚となり、2-1の局面をつくられた時には、万事休すと思ったものの、ファン・ダイクが上手く対応し、相手のシュートミスを誘発しています。
すごいセンターバックだと、改めて実感しました。
リバプールが攻勢に出ているときには、両サイドバックの貢献度も高かったと思います。
失点シーンは、相手にファールを取られて、その際に一瞬気を抜いてしまい、クイックにリスタートされたことが要因でした。
こういうところは、今後改善していきたいですね。
いろいろ課題はあったものの、今日の試合で重要だったのは勝ち点3!
リバプールにとって、大きなポイントだし、運も味方につけたように思います。
なお、リバプールは、3人の交代枠と使っています。
■77分:ジョーダン・ヘンダーソン → ディボック・オリギ、ジェイムズ・ミルナー → ファビーニョ
■90+2分:モハメド・サラー → デヤン・ロブレン
短い時間帯でのプレイでしたが、やはりファビーニョはいいと思ったし、ハートが強くなりましたね。
これからが楽しみです。