先ほどアンフィールドで開催されたプレミアリーグ第36節、リバプール対トッテナム戦が終了しました。
試合は、4-2のスコアでリバプールが勝利しました。
先に反省点を書いてしまうと、一時期は4-0のリードをしていたところ、その後2失点をしたのは勿体なかったですね。
ただ、2失点をするのは、複数の選手を入れ替えた後であり、そのへんは選手のコンディション面におけるマネジメントもあっただろうし、ベンチの選手にチャンスを与えたいという意味があったことでしょう。
失点をする前にピッチに立っていたのは、遠藤航、アンディ・ロバートソンであり、さらにアレクシス・マクアリスターもベンチに下がりましたからね。
逆に言えば、スタメンで出た選手達が厳しく対応していたことが分かります。
さて、得点経過ですが、次のようなものとなりました。
■16分:モハメド・サラー
■45分:アンディ・ロバートソン
■50分:コーディ・ガクポ
■60分:ハーヴェイ・エリオット
▲73分:失点
▲77分:失点
以前私は、リバプールの決定力不足に関して、3点取られたら4点取り返せ!と書きました。
それを考えれば、今日はしっかり4ゴールを決めたことで由としたいと思います。
4ゴールのいずれもが味のあるものでしたし、
先制点となったサラーのゴールですが、中盤の位置から遠藤が右ワイドのガクポへ開き、ガクポは丁寧なクロスを供給。
それをサラーがヘッドで決めています。
リバプールの2点目は、華麗なパス回しから生まれています。
マクアリスターが右斜め方向へエレガントなパス、それを受けたトレント・アレクサンダー=アーノルドがクロスを蹴り、サラーのシュートが防がれたところにロボが詰めており右足でゲットしました。
リバプールの3点目は、コーディ・ガクポがヘッドで決めています。
モハメド・サラーが相手ディフェンダーと競り合っているところへハーヴェイ・エリオットが援軍に行き、ボールをさらって行きクロス!
これをガクポが高い打点のヘッドで決めてみせました。
さらにリバプールは4点目をゲット!
これは、展開的にも素晴らしいゴールだったと思います。
右のトレント・アレクサンダー=アーノルドから左のアンディ・ロバートソンへ長いパス。
ロボは、さらに右にいるサラーへ振り、サラーがエリオットにボールを渡すや、エリオットはドリブルで左にスライドしながらシュートコースを見つけてミドル!
鮮やかな崩しでありフィニッシュでした。
今日の試合では、最近見られなかった縦への推進力が発揮されていたと思います。
また、チームとしての連携も良かったですね。
そんな中、誰か1人を選ぶのは難しいのですが、私はハーヴェイ・エリオットの名前をあげたいと思います。
ゴールも勿論素晴らしかったですが、惜しみない運動量があり、エリオットがいることで、サラーにワイド攻撃の機会を提供出来ていたと思うのです。
おそらくサラーもエリオットが近くにいるとやりやすいと感じたことでしょう。
64分から遠藤に代わってピッチに入ったステファン・バイチェティッチですが、まだ試合の感覚をつかむまでにはなっていませんね。
まだ若い選手だし、少しずつ感触を取り戻してくれればと思います。
あとは、いつも同じことを書いていますが、ルイス・ディアスは攻守に戦っていました!
お見事です。
なお、この試合でリバプールは、5人の交代枠を使っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■64分:遠藤航→ステファン・バイチェティッチ
■64分:アンディ・ロバートソン→ジョー・ゴメス
■74分:アレクシス・マクアリスター→ライアン・フラーフェンベルフ
■74分:ルイス・ディアス→ダルウィン・ヌニェス
■83分:ハーヴェイ・エリオット→ドミニク・ソボスライ