先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第28節、リバプール対ウェストハム・ユナイテッド戦が終了しました。
試合は、1-0のクリーンシートでリバプールが勝利しています。
非常に厳しい日程の中、勝ち点3をしっかり取ったことが大きいですね。
リバプールの得点は、27分にサディオ・マネが決めたもので、これが決勝ゴールとなりました。
サディオのゴールですが、ナビ・ケイタが右に開き、ボールを受けたトレント・アレクサンダー=アーノルドがシュート性のボールをゴール前へ!
反応したサディオが右足でミートして蹴り込んだものです。
リバプールには危険なシーンもありましたが、トレント・アレクサンダー=アーノルド、アンディ・ロバートソンがゴール前で躯を張った守備をしており、ピンチを救ったことも大きかったと思います。
攻守両面にわたり、両サイドバックが活躍した試合でした。
今日のセンターバックは、ファン・ダイクとイブラヒマ・コナテでしたが、コナテもしっかり戦っていたし、縦パスの精度が非常に高かったように感じます。
こうしてプレミアリーグのスピードや激しさに慣れて行くのだと思います。
リバプールは、キックオフ早々にもビッグチャンスが巡って来ていました。
自陣でフリーキックを得たリバプールは、トレント・アレクサンダー=アーノルドがクイックにスタート。
縦に長く出したボールをモハメド・サラーが追いかけておさめ、シュートまで持ち込んでいました。
決定機でしたが、このときにはGKのファンセーブに阻まれています。
1-0ではありましたが、随所に迫力のあるプレイもあったし、見応えのある試合だったと思います。
新戦力のルイス・ディアスに関しては、試合を重ねるごとに良くなっている印象があります。
今日も積極的に仕掛けていたし、それでいて無理はせず、周囲を使うことも出来る。
深い位置からのドリブル突破は大迫力でした。
ルイス・ディアスが独走したシーンでは、ウェストハムがたまらずボックスぎりぎりのところでファールで止めており、改めてルイス・ディアスのテクニック、速さを実感したシーンでした。
今のリバプールは、厳しいスケジュールの中、週明け早々にはチャンピオンズリーグのインテル戦を控えているという状況。
そんな中、勝ち点3をしっかりと取ったことが何よりの収穫ですね。
プレミアリーグを制覇したシーズンも、1点差で勝ちきった試合が多かったことを思い出します。
勝ちきることの大切さ。
それを実行して見せたリバプールでした。
なお、この試合でリバプールは、3人の交代枠を使っています。
それをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■79分:モハメド・サラー→ディオゴ・ジョタ
■90分:ナビ・ケイタ→ジェイムズ・ミルナー
■90+5分:ルイス・ディアス→カーティス・ジョーンズ