さきほど、アンフィールドでのリバプール対ウェストハム戦が終了しました。
結果から書きましょう。
0-3で、リバプールの敗戦。
ガラガラの客席。
コップスタンドまでが、空席だらけになる光景など、私には記憶がありません。
それくらい、残念というより、ファンとしては失望したということでしょう。
一言で表現すれば、アンフィールドで、こういう試合をしてはいけない・・・というプレイ内容だったし、采配だったと思います。
ファーストハーフ、キックオフ直後、早くも3分にして失点を許し、29分には追加点を奪われる展開に。
特に、2失点目は、崩されたわけでもなく、単純なディフェンスのミスからプレゼントしたようなものに見えました。
セカンドハーフ冒頭、エムレ・チャンに代えモレノを投入。
システムも変更して、これから追い上げ・・・と、思いきや、52分には、フィリペ・コウチーニョが、この日2枚目のイエローカードを受け退場に・・・。
コウチーニョとしても、フラストレーションが溜まっていたものと思われます。
この試合で、コウチーニョを欠いたことも勿論痛いものですが、マンチェスター・ユナイテッド戦で、コウチーニョを使えないというのは、大きな代償を払ってしまった気がします。
78分には、ウェストハムにも退場者が出て、人数的には同じになったものの、90+2分に、さらに追加点を許し、完敗・・・というより惨敗と言ったほうが適切でしょうか。
コップ達が、次々と試合途中でスタンドを立ってしまった様子を見て、私は、昨シーズン末のラスト・アンフィールドと最終節、ストーク戦を思い出してしまいました。
あのときは、スティーブン・ジェラードのラストゲームだったから、コップ達は、決して帰らなかった。
我慢していたのでしょう。
その不満が、表面に出たということかもしれません。
とにかく、ゴールの匂いさえしない・・・というところに、危機感さえ覚えます。
プレイヤー個々の出来も、確かに良くなかった。
ただ、チームとしてどうなのか?という疑問も残った試合だったかと思います。
あえて、無理矢理、いいところを探すとすれば、ファーストハーフにロベルト・フィルミーノが放ったミドルシュートのシーン・・・。
あとは、ボールを追いかけるダニー・イングスのハングリーな姿勢でしょうか。
リバプール。
何かを抜本的に考え直さないと、長いシーズンをいい形で乗り切ることは難しいかと思います。
プレイヤーが揃っていない・・・という言い訳はできない。
非常に難しい状況になったと思います。
それくらい、負の意味で、インパクトのある試合でした。
インターナショナル・マッチ・ウィークに入る前だし、気持ちよく勝っておきたかったところですが、返す返すも残念な結果、いや内容になってしまいました。
ファンも、気持ちを切り替えたい!と、願っていることでしょう。
このままではいけない・・・と、考えるきっかけになる試合だった。
今日のところは、それくらいしか言うことが出来ません。
無念でありました。