先ほど、プレミアリーグ第35節、ニューカッスル対リバプール戦が終了しました。
試合は、0-1のクリーンシートでリバプールが勝利しています。
大幅なターンオーバーを施して来たリバプールでしたが、今日は勝ち点3を取ることが最重要だったと思います。
最少得点差ではあるものの、これほど厳しい試合日程の中で、プレイヤー達はよくやってくれました。
ミッドウイークにチャンピオンズリーグを戦い、中2日であり、しかもアウェイでのランチタイムキックオフ。
それを考えれば、大きな、大きな勝ち点3です。
決勝ゴールとなったのは、19分にナビ・ケイタが決めたもの。
ジョーダン・ヘンダーソンが中央から右へと開き、ボールはナビ・ケイタへ。
ナビ・ケイタとディオゴ・ジョタのワンツーが決まり、ボックス内でボールを保持したナビ・ケイタはフェイントを入れてゴールキーパーもかわした上で、左足のゴールを決めています。
今日のリバプールですが、ルイス・ディアスを右ワイドで使って来ましたね。
セカンドハーフの途中でモハメド・サラーが投入されて以降は、左ワイドにポジションを変えていますが、やはり心持ち左ワイドの方が持ち味が出せそうに感じました。
それにしても、よく戦ってくれるファイターです。
それでいてテクニシャン。
リバプールにとって大きいのは、トレント・アレクサンダー=アーノルドをピッチに送り込まずに済んだことでしょうか。
これは、チャンピオンズリーグのビジャレアル戦を考えてもポジティブだと思います。
今日の対戦相手だったニューカッスルですが、プレミアリーグで好調であり、このところ4連勝中でした。
特に、ホームでの試合は強い。
それを相手に、しっかりと勝ちきったことは、リバプールが持つチームの地力であり底力だと思います。
今日の試合ですが、リバプールはモハメド・サラー、ファビーニョ、チアゴを途中から投入していますが、プレイ時間は短くて済みました。
躯を張ったジェイムズ・ミルナーの奮闘ぶりも目立ったし、ナビ・ケイタも結果を出した。
また、やはりアリソンがいてくれる心強さは大きいですね。
今日もアリソンの素晴らしさを見せてくれたシーンがありました。
ニューカッスルからすれば、悔しい敗戦になったでしょうが、その思いを次のマンチェスタ-・シティ戦にぶつけてほしいですね。
私としては、今日のニューカッスル戦がひとつの山でもあると思っていたので、そこを勝ちきって、ビジャレアル戦に臨めることはポジティブだと思います。
アンディ・ロバートソンもハードワークをしていたし、コスタス・ツィミカスのコンディションが上がっていれば、もしかしたらビジャレアル戦での投入があるかもしれません。
センターバックについても、イブラヒマ・コナテが出て来る可能性はありそうです。
それを可能にしたリバプール。
派手な勝ち方ではありませんでしたが、確実に勝ち点3を取るという意味で、良い試合になったと思います。
なお、この試合でリバプールは、3人の交代枠を使っています。
それをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■69分:サディオ・マネ→モハメド・サラー
■69分:ジョーダン・ヘンダーソン→ファビーニョ
■78分:ジェイムズ・ミルナー→チアゴ