昨シーズンにおけるリバプールのことを思い出してみると、まず話題になったのは、その強力な攻撃力だったと思います。
とりわけ、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネの３人は、スペシャル感満載でしたね。
さて、今シーズンのリバプールですが、本来の攻撃力を発揮するのは、これからになるだろうと、私としては見ています。
まだまだ、ベスト・コンディションにあるとは言えないと思っているわけですが、そんな中にあっても開幕から全勝で来ていることは、特筆すべきかと思います。
ここまで、プレミアリーグで許した失点は僅かに２。
これは、全チーム中での最少失点です。
フロントスリーが、まだ万全ではない中で、全勝街道を走って来たことは、ある意味高い評価をしてよいのではないかと、私自身は思っています。
特に、モハメド・サラーに関しては、その持っているポテンシャルに疑問の余地はないものの、まだベストコンディションには至っていないと、私は考えています。
しかし、あと一歩でゴール！というシーンも見せはじめているし、どこかのタイミングで波に乗れれば、本来のパフォーマンスを発揮してくれることでしょう。
リバプールの代名詞といえば、その攻撃陣だったことは、前段で書かせていただきましたが、今シーズンは、ディフェンスのがんばりが光りますね。
攻撃に関しては、多少水物的な要素もあるし、フロントスリーが爆発しないまでも、勝ち点３を取れるという流れは、むしろ歓迎すべきかと。
私は、リバプールのフロントスリーを信じているし、必ずや近いうちに爆発してくれると思っています。
そのとき、リバプールは更なる強味を見せつけることも可能となる。
今後、チェルシー、ナポリ、マンチェスター・シティなどと戦って行く中で、攻撃陣が本来のパフォーマンスを呼び戻してくればいい。
私なりには、そう考えております。
おそらく、近いうちにアダム・ララーナも帰って来るだろうし、これでファビーニョがフィットしてくれば、中盤もより厚みを増します。
まだまだ、リバプールの本当の強さは、これからやって来る！
そう確信している私でした。
モハメド・サラーについては、まだ左肩にテーピングをしている様子が確認できているし、しばし静かに見守ってあげたい気持ちです。
必ずや、あの神がかったプレイを再現してくれることでしょう。