リバプールのディフェンスラインのことに触れてみたいと思います。
これからへ向けてという意味で。
あくまで、私の個人的な思いであり、願望でもあるわけですが、今後リバプールのディフェンスラインは、プレミアリーグ最高のものになる可能性があるのではないかということです。
数年前から、リバプールの課題はディフェンスにあると言われてきました。
たとえば、攻撃陣は素晴らしいが、ゴールキーパーとセンターバックに人材が不足しているとか・・・。
さらに遡れば、左サイドバックに人が足りていないと指摘をされた時期もありましたね。
実際、ジェイムズ・ミルナーを左サイドバックにコンバートし、シーズンを凌いだことさえありました。
しかし、今やリバプールのディフェンスラインは、かなりのレベルアップを果たしており、それは如実に数字にも表れていると思います。
今シーズンのプレミアリーグでは、12試合を戦って、総失点は僅かに5点。
これは、マンチェスター・シティと並ぶ数字です。
まず、何より大きいのは、今年の1月にビルヒル・ファン・ダイクを獲得したことかと思います。
私の中でファン・ダイクは、上手い、強い、速い!というイメージがあり、さらにピッチ上でのリーダーシップも素晴らしい。
間違いなく、今後数年にわたり、リバプールの要として、チームを牽引してくれることでしょう。
また、今年の夏には、念願であったワールドクラスのゴールキーパー獲得に成功しています。
アリソンは、まだプレミアリーグ初年度であり、これからもっと良くなることでしょう。
さらに、ジョー・ゴメスの成長は特筆すべきものがあり、年齢を考えても、経験を積むことによって、どんどん成長していくことでしょう。
両サイドバックに関しても、トレント・アレクサンダー=アーノルドが伸びてきており、既にチャンピオンズリーグのビッグマッチを経験し、イングランド代表にも入るようになりました。
アンドリュー・ロバートソンのブレイクも心強い。
ロボは、代表でもスコットランドのキャプテンに任命されるまでになっていますからね。
大きな可能性を持ったディフェンダー達。
これからは、更に良くなるばかりだと思うし、何よりリバプールのディフェンス陣は若い。
今後数年、プレミアリーグ最高の守備陣!と、呼ばれるようになるのではないでしょうか。
攻撃的フットボールは、勿論魅力的だし、リバプールにはそうあってほしいと思いますが、いざタイトルを確実に獲るためには、ディフェンスの安定が欠かせません。
前述したように、リバプールのディフェンスラインは若い。
これは、実に魅力的だし、ポジティブな事実ですね。
今シーズン、既にその片鱗を見せていますが、これからどんどん良くなる。
私は、そう確信にも似た気持ちを持っています。
ディフェンスでも魅せるチーム。
リバプールには、そうなってほしいし、既にその兆候は見えてきているだろうと。
これからが、実に楽しみですね。