プレミアリーグ第28節において、リバプールはウェストハムに4-1の完勝を飾りました。
この試合では、セカンドハーフへと入り、リバプール自慢のフロント・スリーが、揃ってゴールを決めましたね。
ウェストハムのディフェンスとしてフルタイム出場をしたパブロ・サバレタは、リバプールのフロント・スリーは、ディフェンダーにとっての悪夢だ!とし、「素晴らしいチームだ」と、称賛の言葉を語ったそうです。
パブロ・サバレタといえば、経験豊かなプレイヤーであり、相手にすると嫌なタイプですが、リバプール対ウェストハム戦では、ほとんど攻撃参加ができず、守勢にまわっている姿が印象的でした。
勿論、リバプールのフロント・スリーが、圧力をかけていたこともあるし、アンドリュー・ロバートソンが果敢に攻め上がってきたことも理由のひとつでありましょう。
パブロ・サバレタは、実際に対戦してみて、率直にリバプールの攻撃陣に畏敬の念を抱いたようです。
エコーが、パブロ・サバレタのコメントを報じていますので、この場では、その一部を私なりにまとめてみたいと思います。
(Pablo Zabaleta)
厳しかった。
アンフィールドは、いつ来ても難しいよ。
彼等はよかった。
ファーストハーフは、上手く出来たと私は思うし、何度かのチャンスをつくることができたね。
しかし、セカンドハーフの私達は、十分ではなかった。
彼等は強烈なチームだ!
前へ!と、出てくるし、前線には高いクオリティーを持っている。
彼等はダイレクトであり、背後へと走り込んで来るんだ。
このやり方で、彼等は多くのチャンスをつくり、得点を決めることができる。
これは、ウェストハムと対戦をするときだけではないよ。
私達は、彼等がトップチームを相手に、2ゴール、3ゴールと決めるところを見てきたからね。
どんな時でも、ここ(アンフィールド)へ来るときには難しい。
私は率直に言いたい、彼等は実に素晴らしいチームだ。
今の前線3人は、すごくいいね。
彼等と対戦するのは、実に難しいよ。
良いプレイヤー達だ。
セカンドハーフの私達は、彼等に多くのチャンスを与えてしまったよ。
いまや、リバプールのフロント・スリーは、プレミアリーグ随一だと言ってもいいでしょう。
おそらく、ヨーロッパ全体を見渡しても、最強に近いのではないか。
この3人が織りなす攻撃力は、流動性というものが実に効いていると思います。
それぞれの役割を果たしつつ、決してエゴを出さない。
絶妙なポジション・チェンジも、意思疎通が図れていることを表しているのではないでしょうか。
次はニューカッスル戦。
ここでも自慢の攻撃力で、圧倒してほしいところです。