リバプールの特徴、そのひとつとして、両サイドバックの攻撃参加があると思います。
前線へ上がり、クロスを供給するだけではなく、ワイドからワイドへ！という横への長い展開力も兼ね備えている。
それを前提に、今回は、リバプールの左サイドについて触れてみたいと。
贔屓目なしに、リバプールの左サイドはプレミア最強であろう！と、私は思っています。
それは、サディオ・マネとアンディ・ロバートソンの組合せによるものです。
この２人は、阿吽の呼吸で結ばれているかのようなプレイをし、リバプールの攻撃にアクセントを加え、スピードという面でも圧倒的なものを誇っています。
たとえば、クリスタルパレス戦でのスタートは、右にサディオ・マネ、左にアレックス・オックスレイド=チェンバレンという並びでした。
試合途中で修正がなされ、サディオ・マネが左にまわっていますが、こうなるとアンディ・ロバートソンが生き生きとして来ることが目に見えて分かります。
余程、相性が良いのでしょう。
サディオ・マネが、サウサンプトンからリバプールへとやって来たシーズンにおいては、サディオは右ワイドを基本ポジションにしていました。
その後、モハメド・サラーが加わったことにより、ユルゲン・クロップ監督は、サディオ・マネを左に配するようになります。
利き足が右のプレイヤーを左に、左足が利き足のプレイヤーは右に。
これは、リバプールの特徴のひとつであり、実際に機能している。
言うまでもなく、サディオは両ワイドでプレイが可能だし、中央でも仕事をすることが出来ます。
一方、ロボの才能をフルに活かすためには、やはりサディオが左に入ったほうがいい。
いつからか、私はそう思うようになってきました。
サディオ・マネとアンディ・ロバートソンのコンビネーション。
これは、絶品且つ秀逸かと。
欲を言えば、別のフォーメーションを採用した際にも戦力が落ちないような手を打っていきたいですね。
思えば、サイドバックを躍動させる役割をも果たしているサディオというプレイヤー。
やはり、ただ者ではありません。