リバプールにとっては、念願のゴールキーパー獲得。
ロリス・カリウスにかかる期待は大きいものがありました。
また、カリウスは、ユルゲン・クロップの強い希望もあり、オリンピック出場も辞退し、プレミアリーグの開幕へと備えていたわけですが、先日開催されたチェルシー戦で怪我を負った模様で、開幕には間に合わないという報道がなされています。
エコーによれば、カリウスが痛めたのは手の骨だとのこと。
詳しい情報は、今後も調べてみたいと思いますが、どうも骨折をしているようです。
同誌によれば、カリウスの離脱期間は８週間～１０週間に及ぶ見込みとのこと。
これは、かなり長期ですね。
プレシーズンで最も怖いのは、怪我人が出ることだし、リバプールとしては出鼻をくじかれた形になりました。
離脱期間から計算すると、カリウスがプレミアリーグに出場できるのは、１０月に入ってからということになります。
いやいや、本当に痛い。
負傷の原因ですが、あのチェルシー戦で、デヤン・ロブレンと交錯したときに起こったアクシデントのようです。
あの瞬間は、頭をパンチングされたロブレンのほうが、倒れ込んでいましたが、ダメージはカリウスの手のほうが大きかったようです。
不幸にも、こういった状況に陥ってしまった以上、リバプールとしてはシモン・ミニョレに託すしかありません。
ベルギー代表に帯同していたため、リバプールへの合流が遅れていたミニョレですが、残されたプレシーズンマッチは、ほとんどの試合で起用されることでしょう。
ミニョレ自身は、リバプールに慣れているとはいっても、センターバックにジョエル・マティプ、ラグナル・クラヴァンというブンデスリーガコンビが新しく加わっているため、一刻も早く連携を確認する作業が必要となりそうです。
リバプールにとっても、カリウスにとっても実に痛いものがありますが、ここはミニョレの奮起に期待するしかありません。
何とか開幕までに、センターバックとの連携を深めてほしいですね。
カリウスの一日も早い復活を祈っています。