今シーズンからリバプールへ加わったゴールキーパーのロリス・カリウス。
ブンデスリーガ、マインツ時代の活躍から、高い期待を背負って昨年の夏、リバプールへやって来たわけですが、現時点ではシモン・ミニョレにゴールキーパーのポジションを明け渡した形となっています。
今シーズンは、早い段階で国内カップ戦もなくなったこともあり、出場機会がなかなか得られない状態ですが、ロリス・カリウスは悲観などしていないようです。
ロリス・カリウスは、メディアから「リバプールへ行って後悔をしていない?」と問われていますが、ここで毎日幸せに過ごしているよと答えています。
それが、例えばエコーに対する発言ならば、地元への意識も働くと思うのですが、ドイツのメディア、Bildの記者からの質問にこたえたものだということは、おさえておきたいと思います。
前述したような問いかけを受けた際、ロリス・カリウスは、次のように語ったそうです。
「ぼくはここにいて、毎日幸せな日々を送っているよ」
「とても高いレベルでトレーニングが出来るんだ。フィジカル的にも絶好調だよ」
「もちろん、どのゴールキーパーだって、プレイをする時間が欲しいし、必要なものさ」
「ナンバー1にならないとね。それこそが、ぼくの明確な目標だよ」
ゴールキーパーというポジションは、フィールドプレイヤーと異なり、一人しかピッチに立てませんから、メンタル的にもタフさが求められるものだろうと思います。
ただ、ロリス・カリウスがトレーニングに励む姿などを見ていると、表情は生き生きとしていることが感じ取れます。
まだまだ、伸びる年齢だと思うし、ぜひとも花を咲かせてほしいですね。
良い意味で、チーム内の競争が活性化し、そのことがプラスに働いてくれることを願っています。