この夏、マインツからやってきたゴールキーパーのロリス・カリウスですが、プレシーズンマッチのチェルシー戦で、手を骨折するという怪我を負ってしまいました。
おそらくユルゲン・クロップとしては、プレミアリーグの開幕からカリウスをレギュラーとして起用したかったのではないか？と、私は想像しておりますが、怪我によりプランが狂ってしまった形になっています。
監督と相談した上で、オリンピックには行かないという判断をカリウスがしたことも、シーズン開幕から出場したい！という、強い気持ちのあらわれだったと思えるのです。
カリウスは、手術も受けていますが、その際には約１０週間の離脱だとされていました。
しかし、かなり回復が順調なようで、予定よりも早く、来週からはフルトレーニングに戻れる目途が立ったそうです。
これで、リバプールのゴールキーパー・ポジションにも、本当の意味の競争が生まれますね。
カリウスは、怪我をした部分を固定していたワイヤーを外す手術を水曜日に受けており、これで両手にグローブをつけられる状態になったと言っていいと思います。
無理だけはしてほしくありませんが、近くにメディカル・スタッフもいるし、ぜひ順調な復帰へ向けて再スタートを切ってほしいと思います。
来週からフルトレーニングに戻れそうだという話は、カリウス自身が語っていることですが、「まだ１００パーセントではないけどね」とも添えています。
それは、当然のことだと思います。
まずは、来週の様子を見て、いつの時点でカリウスを実戦に戻すかが、注目点になろうかと思います。
カリウスにとっては、インターナショナルマッチウィークが入ったことが、プラスに働きましたね。
じっくりとトレーニングが出来る環境だろうし、ぜひ一日も早い実戦復帰を期待したいと思っています。