移籍シーズンが巡って来るたびに、放出候補として名前をあげられてしまうルーカス・レイバですが、これまで常にリバプールへ残ってきました。
ルーカス・レイバがリバプールへやって来たのは2007年のことで、ブラジルのグレミオからの加入でありました。
そのグレミオが、ルーカス・レイバをブラジルへ呼び戻したいという希望を持っており、実際意思表示をした模様です。
これは、エコーが報じていることですが、グレミオの会長が直々にコメントをしており、ルーカス・レイバの存在は、グレミオのファンにとって、今でも特別なものであり、戻って来てくれるように打診をしたようです。
しかし、ルーカス・レイバをグレミオへ戻すことは非常に難しいともはっきり明言しており、この話はおそらく消えることになるかと思います。
たとえば、ルーカス・レイバのファンの方々であっても、仮にリバプールを去る日が来たとき、その行き先がグレミオであれば、仕方ない・・・という感想を持たれるのではないでしょうか。
それは、ディルク・カイトにも同じようなことが言えると思います。
ディルク・カイトが選んだ道がフェイエノールトであれば、ある意味祝福すべきことのようにも思えます。
「もしルーカスがプレイヤーでなかったならば、私達は生涯の友になれていただろう」と、ユルゲン・クロップに言わしめたルーカス・レイバ。
この夏には、どんな形に収まるのかは、ちょっと予想が難しい部分がありますが、リバプールの現役プレイヤーとして、最も長くクラブを知る男。
まだまだ、いろいろな意味で、その役割は残っていそうな気はします。