ブレンダン・ロジャーズがリバプールの監督に就任以来、移籍市場の窓が開くと、常に放出候補と言われ続けてきたルーカス・レイバ。
この夏は、実際、ベシクタシュ行きで、ほぼ決まりに限りなく近づいていたようです。
しかし、ルーカス・レイバは、自分自身がリバプールから出たいと思ったことは、一度たりとない!と、心のうちを明かしています。
(LL)
最初の2試合で、メンバー入り出来なかったことには、正直イライラしたよ。
しかし私は、トレーニングを続け、ハードワークをしたんだ。
なぜなら、フットボールは一瞬で状況が変化する例が沢山あるからね。
もちろん、私はリバプールを離れたいなんて思ったことはないさ。
ここは我が家だし、家族もこの場所で幸せなんだ。
だけど、自分のキャリアを続けるためには、別の選択肢を考えなければいけないときもある。
そして、アーセナル戦でチャンスがめぐってきたんだよ。
私は、一生懸命にトレーニングしていたし、いいプレイが出来る!と、信じていたんだ。
もし、アーセナル戦のことがなかったら、私は、今ここにいなかっただろうね。
でも、何かが起こる!と、私は信じ続けていたんだ。
リバプールに留まることが出来て、本当に幸せだし、クラブのために戦い続けるよ。
これまでの8年間、そうしてきたようにね!
ルーカス自身も回想していますが、アーセナル戦で出場機会が巡ってこなかったら、今頃ルーカスは、ベシクタシュのプレイヤーになっていたことでしょう。
そんな状況にも関わらず、最後の最後まで諦めず、トレーニングをしっかりと続けてきたからこそ、ここぞ!というときに、高いパフォーマンスが出来たのだと思います。
ルーカスの努力。
決して諦めず、どんな結果になろうとも、何かがあったときに備えておく!というプロ魂が呼んだ偶然、いや必然だったと言えそうです。