ここ数年、重用されてきたとは言えないルーカス・レイバですが、監督がユルゲン・クロップに代わってからは、コンスタントに出場を果たしており、ルーカス自身、リバプールでの新しいスタートだ!というような気持ちでいるようです。
そんなルーカスは、クロップはエネルギーをくれると語り、信頼してもらっていることを実感しているとのこと。
(LL)
クロップがやって来て、私に新たなエネルギーをくれたよ。
彼は私に、大きな信頼を抱いていることを示してくれるんだ。
彼がやって来て以来、私達は4週間で7試合をこなした。
それは、すごく多いものだけど、彼はチームの顔を変えることに成功したんだ。
私は彼から、とても多くのことを学んでいるよ。
彼の要求は高いものだけど、フットボールに関して明確な考えを持っているんだ。
私は、最初の月から、彼とは上手くやれたよ。
彼は、ドイツの文化から想像できるように、実に明快な人なんだ。
それに、とてもオープンな人だね。
私は彼に、とても親近感を覚えているよ。
ジョーダン・ヘンダーソンとジェイムズ・ミルナーが、プレイできなかったから、私はキャプテンのアームバンドをつけた。
それは私にとって、特別な時だったよ。
私は、長年リバプールでプレイしてきたから、リバプールのキャプテンが、どれだけ重要なものかを分かっているんだ。
残念ながら、パレス戦の結果は、いいものではなかった。
でも、あれは特別な瞬間だったんだ。
最近の約3年間を思い起こしてみると、ルーカスにとっては、「いつ放出されるか」という思いと共に、なかなか出番がまわって来ない状況に苦しんだこともあることでしょう。
しかし、ルーカスは、そんな状況でも決して腐ることなく、トレーニングを続け、いつでもチームに貢献が出来るように、黙々と準備をしていた。
だからこそ、急きょ巡ってきたアーセナル戦でも、素晴らしいパフォーマンスを発揮することが出来たのだと、私は思っています。
ルーカスは、クロップからの信頼を感じると語っていますが、それは事実でありましょう。
そうでなければ、プレミアリーグの試合で、キャプテンを任せるはずもありません。
クロップの考え、理想を理解した上で、ルーカスが今後、新たな成長を遂げることに期待しています。