冬の移籍市場が閉じましたが、リバプールには大きな動きはなかったと言っていいかと思います。
そんな中、私としては、ルーカス・レイバのことに、ちょっと触れておきたいと考えました。
昨年末以来、移籍濃厚と報じられ続けて来たルーカス・レイバが選んだ道は、リバプール残留。
まず、ルーカス・レイバの行き先として多々話題になったのは、インテルでした。
さらに、ミランも狙っているとか、母国ブラジルのクラブも呼んでいるという噂が出ていたことも確かです。
また、今回の移籍市場、デッドラインデーには、ストークがルーカス・レイバ獲得のオファーをするという記事も随所で見られたところです。
しかし、ルーカス・レイバは残った。
ユルゲン・クロップ監督が随所で発言して来た言葉を思い起こしてみると、監督としては、ルーカス・レイバを出すつもりはないという気持ちでいたようです。
ただ、出場機会に恵まれているとは言えないルーカス・レイバの現状を顧みるとき、もしルーカス・レイバが出場機会を求めて、リバプールから出たいと希望をすれば、もしかしたら移籍になっていたかもしれません。
これは、あくまで私なりの推測ですが、今回の残留は、ルーカス・レイバ自身の意志もリバプール残留で固まったのではないか?と。
たしかに、ルーカス・レイバがトップチームのメンバーとしてピッチに立つ頻度は減少しています。
それでも、リバプールに残ることを選んだルーカス・レイバ。
移籍市場が過ぎ、あまり話題になっていない事柄ではありますが、私としては、ルーカス・レイバが決断した気持ちに思いを馳せています。
若い才能も育ちつつあるリバプール。
ルーカス・レイバにとっては、ごく限られた出場機会になるかもしれない。
それでも、リバプールに住み、フットボールを続ける道を選択したルーカス・レイバに、私としては、ありがとう!と、言いたい気持ちでおります。
ルーカス・レイバの場合は、ピッチ上でのプレイのみならず、他のプレイヤー達のお手本になる資質を沢山持っていると思うし、いろいろな形でクラブの力になってほしいですね。