あれから14年の歳月が流れました。
2007年8月27日は、ルーカス・レイバが、リバプールでの公式戦デビューを飾った日にあたります。
グレミオからやって来た若きブラジル人が、リバプールでの旅をスタートさせた日ですね。
派手さがあるわけではない。
ファンタジスタでもない。
しかし、私はルーカス・レイバをこよなく愛しています。
素晴らしいプレイヤーでした。
ルーカス・レイバがグレミオからリバプールへやって来た当時の監督はラファ・ベニテス。
あの頃のリバプールは、ミッドフィールダーが充実しており、特にセントラルは群雄割拠。
在籍した時期は前後しますが、スティーブン・ジェラード、シャビ・アロンソ、ハビエル・マスチェラーノ、またモモ・シソコなどもおりました。
そんなチームに入って来た若きブラジル人。
リバプール加入当初は、シャビ・アロンソと比較されることも多く、一部批判があったことも確かでした。
無論、シャビ・アロンソとルーカス・レイバでは、プレイスタイルがまったく異なるのですが・・・。
しかし、ルーカス・レイバは、努力してプレイスタイルをも変えて行き、リバプールの主力となって行きます。
およそ10年の歳月をリバプールで過ごしたルーカス。
フットボーラーとして旬だった20歳代をリバプールに捧げています。
また、ルーカス・レイバには、幾多の試練が待っていた。
何度かにわたる大きな怪我を経験。
そのたびに、彼は立ち上がって来た。
自分の経験を生かし、チームメイトが大きな怪我を負えば、よく声をかけ、リハビリの手伝いをしていたとも聞きます。
人柄ですね-。
プレイヤーとして最も旬な10年間をリバプールに捧げたルーカス・レイバ。
今は、ラツィオに所属し、現役を続けています。
私は、ルーカス・レイバの幸せを心から願うことができます。
ブラジル生まれのスカウサー!
間違いなく、ルーカス・レイバは、リバプールのレジェンドだと思います。