今夏の移籍市場において、リバプールは中盤の深いポジションでプレイが出来るタレントを連れて来ると見られていますが、その補強候補の一人として名前があがっているのが、サンプドリア所属のルーカス・トレイラ(ウルグアイ)。
170cmに満たない身長ということで、非常に小柄なプレイヤーですが、その評価は高いようで、優れたテクニックとシャープさ、クイックな動きが印象的なタレントだとされています。
ルーカス・トレイラについては、以前にも一度取り上げたことがありますので、一応、過去記事のリンクを貼らせていただきます。
『リバプールがルーカス・トレイラ(サンプドリア)に関心を持っているとの報道も』
基本的に、中盤の深い位置に布陣し、常に相手ボールのインターセプトを狙っているという姿勢が見られます。
また、キックにも定評があるということで、相手の攻撃をストップさせた後に、素早く反撃に移る起点になれるタイプのように見えます。
小柄ですが、足元の懐が深いように、私には見えました。
ディフェンスから攻撃へ転じる動きが、非常に素早いところが垣間見られます。
ルーカス・トレイラは、1996年2月11日生まれの22歳。
まだ、若手の部類に入ると思います。
リバプールは、エムレ・チャンのユベントス行きが濃厚だとされており、ジョーダン・ヘンダーソンも、ここ数シーズンは、怪我に悩まされる時もあり、なかなか全試合出場は難しい状況となっています。
それを考えると、やはり中盤の深い位置でプレイが出来るタレントは、どうしても欲しいところかもしれません。
以前から、ナポリ所属のジョルジーニョ(イタリア)の名前も補強候補として取り沙汰されてきましたが、どうもマンチェスター・シティが有利だと見る筋が多いようです。
相手からボールを奪った後に、素早いカウンターを仕掛けるリバプールのスタイルを考えるとき、ルーカス・トレイラは、結構フィットするのかな?という印象も受けました。
ただ、補強、移籍の話ばかりは、どうなるかなど、正式に決まるまで分かりませんので、リバプールが最終的に誰を連れて来るのかに注目したいと思います。