ご両親が誘拐され、言葉で表現できない思いで日々を送って来たであろうルイス・ディアス。
拘束されてから13日間、ようやく解放されたそうです。
海外のジャーナリスト達が発信をしていましたが、Sky Sportsもそのことを報じています。
まず、ルイス・ディアスのために本当に良かったと思います。
これまで、どんな思いで過ごして来たことか。
コロンビアでは、警察、軍による捜索が続けられ救出に繋がる情報提供者には£39,000の報奨金を出すとも言われていました。
ルイス・ディアスのお父さんが解放されたことは、コロンビアのフットボール協会も発表しており、これでルイス・ディアスも憂いなくプレイが出来ることでしょう。
しかし、長い時間拘束されていたわけですから、並大抵のことではなかったと思います。
ルイス・ディアスのご両親は、ベネズエラとの国境付近でELNという反体制の組織によって誘拐され、お母さんは保護されたものの、お父さんの消息が不明でした。
誘拐されたのはガソリンスタンドだったとされ、その際には銃を突き付けられていたことは、以前にもお伝えをしたとおりです。
先日のルートン戦で、途中から出て来たルイス・ディアスは渾身のゴールを決めており、その際には'Libertad Para Papa'(Freedom for Dad)と書かれたシャツを全世界に向けて発信していました。
ルイス・ディアスにとって、お父さんにとって、あまりにも長い時間だったことでしょう。
リバプールファンの多くは、ルイス・ディアスのお父さんが無事に救出されることを祈って来ました。
ただ、今回はたまたま誘拐された対象がコロンビアのスターのご両親でしたが、このような誘拐は誰であっても許されることではありません。
警察の毅然とした対応を求めたいと思います。