時期が時期ですので、移籍にまつわる報道が増えるのは必然ではありますが、時に呆れてしまうようなニュースもありますね。
今回の噂も、そんなひとつだと思います。
スペインの巨人、レアル・マドリードが、ロベルト・フィルミーノを欲しがっているとか・・・。
これは、報道というよりも記事を書いた人の願望だと言った方がいいように、私には思えます。
報じているのはCalciomercato.comという媒体だそうで、エコーが取り上げています。
レアル・マドリードといえば、以前から何度もサディオ・マネ獲得に動いていると噂されてきました。
今度はボビーですか。
まず、あり得ないと書いておきたいと思います。
報道をするのは勿論自由ですが、実現性があまりにもなさ過ぎる。
真面目に書くのも滑稽になってしまいますが、ボビーはボビーとして素晴らしいプレイヤー、最高級のタレントです。
一方、その輝きにより磨きをかけているのは、サディオ・マネ、モハメド・サラーとコンビを組むフロントスリーが揃っていればこそ!だと、私は思います。
ボビーの才能をより活かす形をユルゲン・クロップ監督が創り上げた。
報道によれば、レアル・マドリードは、カリム・ベンゼマの代役としてロベルト・フィルミーノを狙っていると。
ベンゼマとレアル・マドリードとの契約は、残り約18ヶ月となっており、彼が去った後における完璧な代替であるという主張です。
ボビーは、レッズファンからこよなく愛されており、何より同じブラジル人のフィリペ・コウチーニョが、どんな道を辿ったかを間近で見てきましたからね。
たとえば、レアル・マドリードでスペインでの王者になるよりも、リバプールのプレイヤーとしてプレミアリーグを制覇した方が、間違いなくレジェンドとして、歴史に名を刻むことが出来ます。
以前もちょっと触れましたが、もはやレアル・マドリード、バルセロナから誘われたら断れない。
そんな時代は過ぎたのだと思います。
フットボーラーとしての幸せを追求する。
そのために、最も最適な場所にボビーはいる。
本当に、時間というものは大切だし、ぜひ他に目を向けて探索にいそしんでほしいですね。