プレミアリーグの第2節では、ボーンマスと対戦をするリバプールですが、アンフィールドでは今シーズンの初試合となります。
この試合へ向けたトレーニングが行われており、水曜日の風景をLFCがフォトとビデオで公開しています。
そこには、元気な姿を見せるチアゴ・アルカンタラの存在がありました。
チアゴは手術に踏み切りましたので、離脱期間が長くなっており、どのタイミングで実戦へ戻すかを見極めている状況だと思います。
ピッチに立てば、そのスキルはアーティストのようなチアゴ。
早く彼のプレイを見たいと思う自分がいます。
リバプールへやって来た新戦力のアレクシス・マクアリスターとドミニク・ソボスライは、既にフィット感満載で、決定的なパス、キックを繰り出せることを証明しています。
そこへチアゴが加わってくれば、前線へ供給するパスの出しどころが単純に増えますね。
あとは、トレント・アレクサンダー=アーノルドを中盤へと押し上げるスタイルがフィットしてくれることを祈るばかり。
昨シーズンのリバプールですが、課題として指摘されていたのは、ミッドフィールダーが得点に関与する回数が少なかったことでした。
それもマクアリスター、ソボスライの加入で間違いなく改善されることでしょう。
彼等とチアゴの連携が上手く回ってくれば、リバプールにポジティブなものをもたらすはず。
常識的に考えれば、チアゴを実戦で復帰させるとして、最初は短い時間帯でのプレイになると見てよいでしょう。
その後、徐々にプレイ時間を伸ばしていければいいですね。
リバプールには、もう1人、ステファン・バイチェティッチもいます。
彼もまた、若いながらも底しれぬポテンシャルを秘めています。
怪我の連鎖に苦しんだ昨シーズン。
今後、ヨーロッパリーグや国内カップ戦も入って来ますので、負傷者を最低限に抑え、常に2チームを組めるような体制を用意したいですね。
そこに、チアゴは欠かせない存在だと思います。
今シーズンにおけるリバプールのテーマのひとつは、中盤の得点関与だということをあげておきたいと思います。
やってくれると信じます。