移籍関係

マルコヴィッチ放出(ローン)報道に思うこと

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英国メディアでは、ラザル・マルコヴィッチが、シーズンローンで、フェネルバフチェ(トルコ)へ行くことになるという記事が踊っています。

記事の出方からして、事実なのであろうと推察されます。

昨年の夏、リバプールへ来たばかりのマルコヴィッチをローンとはいえ、放出するということに関しては、ファンの皆さんの間でも、多様なご意見があることでしょう。

今回は、私なりに、感じるところを書いてみたいと思います。

まず、先にも書いたように、マルコヴィッチがリバプールへやって来たのは、まだ一年前のこと。
2,000万£で獲得したプレイヤーをこういう形で、すぐに放出することを、どう捉えるか?という問題があると思います。

踏ん切りがいい!
・・・と、考えるか?

計画性がない、見切りが早過ぎる!
・・・と、思うか?

マルコヴィッチの今シーズンを見ると、実際、戦力とは見なされていないと言ってもいいような状況下ではありました。

また、昨シーズンについても、出場は11試合に留まっている・・・と、書くのは簡単ですが、その11試合についても、果たしてマルコヴィッチの良さを引き出せる起用だったか?と、問われれば、残念ながら、「否」と、答えざるを得ません。

本来、マルコヴィッチが得意とするポジションでのプレイは少なかったし、試合中の役割も、彼の才能を発揮できるものではなかったと思います。

そういったことを鑑みると、今のリバプールにとって、マルコヴィッチは、それほど重要なプレイヤーではなかった・・・という評価をされていたのだ・・・・という側面が見えてくる気がします。

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マルコヴィッチのローンでの放出は、経験を積ませるためであり、将来的にはリバプールへ戻って活躍してもらう・・・という声、報道もあるようですが、私としては、それは枕詞のように聞こえます。

来シーズン以降も、リバプールは新戦力獲得を実行するだろうし、若手も伸びてくることでしょう。
その予兆を感じさせるのが、リバプールの補強ターゲットとして、ウィンガーの名前が多く出てくることもあります。

将来のためにマルコヴィッチをローンで出すというよりも、人員整理の一貫ではないか?
・・・と、個人的には、思ってしまう次第です。

クラブの事情も、いろいろあるだろうし、中にいなければ分からない事情も多々あることでしょう。

ただ、一つだけ言えると思うのは、もう少しだけでも、マルコヴィッチにファースト・チームでのチャンスを与えてから決めることは出来なかったのか?という点です。

その点は、ちょっと残念に思います。
ただ、マルコヴィッチ本人のことを考えたとき、リバプールで出場機会が保証されないならば、新天地で、思い切り、のびのびとやる!という道もありなのかもしれません。

幸運を祈りたいと思います。

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