プレミアリーグは、第14節を終えたところであり、ウィークデーに第15節が開催されている時期ですが、開幕前に多くの有識者が予想をしていたとおり、マンチェスター・シティとリバプールによるバトルの様相を呈してきましたね。
素晴らしいスタートを切ったリバプール。
本来ならば、ここまで良い戦績でくれば、当然首位というところでしょうが、今のプレミアリーグには、マンチェスター・シティがいます。
とにかく、勝ち点を落とさないシティですが、ピッチ外での騒動が表に出てきたようです。
いわゆるクラブの運営に関わることで、FFPこと、ファイナンシャル・フェアプレーの規定に違反をしている可能性があるとされています。
この件は、Sky Sportsをはじめとした多くのメディアが報じており、シティは、スポンサーからの収入を実際より多く見せかける操作を行っていた疑いがあるとのこと。
UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長は、シティへの調査に入ることを示唆しており、迅速に答えが出せるとの見通しを語ったとされています。
もし、シティに同規定違反があったと立証された場合、来シーズンのチャンピオンズリーグ、またヨーロッパリーグへの出場権を剥奪される場合もあるとか。
シティが、プレミアリーグで4位以内に入れないことは、余程のことがない限りあり得ないでしょうから、問題はチャンピオンズリーグのほうですね。
なお、もしも・・・ですが、シティがトップ4フィニッシュを飾った上で、チャンピオンズリーグ出場禁止処分になった場合には、プレミアリーグ5位になったチームが、チャンピオンズリーグ出場資格を得るということのようです。
あのチームにして、チャンピオンズリーグに出場できないならば、主力プレイヤーの間にも激しい動揺が奔ることでしょう。
UEFAとしては、長い時間をかける考えはないようなので、本当にそのとおりならば、結論が早い段階で出されることになるかもしれません。
なお、過去にも同様のケースで、ヨーロッパの大会への出場を禁じられた例はあるそうです。
具体的には、ガラタサライが当該処分を受けており、ヨーロッパの大会への出場を禁じられています。
シティとFFPの関係性については、以前から疑惑を指摘する筋もあったし、もしUEFAが動かぬ証拠をつかんでいるならば、今後大きな動きが出るやもしれません。
リバプールとしては、自分達の試合に集中し、とにかくタイトルを目指すのみ!ですね。
そのためにも、眼前の一試合、一試合を大切に。