冬の移籍市場、その窓が開いている現在ですが、どうしても補強に注目が集まるものの、誰をキープできるか!誰を放出するのか?も、クラブにとっては重要事項だと思います。
明日、リバプールの対戦相手となるマンチェスター・ユナイテッドには今週末に動きがあったようで、アシュリー・ヤングの移籍が公式発表されています。
行き先はインテルで、ユナイテッド、インテル双方が、この件をアナウンスしています。
アシュリー・ヤングとマンチェスター・ユナイテッドとの契約は、今シーズン限りということになっており、海外のクラブであれば、自由に交渉が出来る権利を得ていました。
そのアシュリー・ヤングは34歳で、今年の夏には35歳となります。
年齢面のこともあり、マンチェスター・ユナイテッドとしては、インテルから示されたオファーを拒絶する道はなかったようです。
リバプールファンにとっては、アシュリー・ヤングといえば、なかなか厄介な存在でした。
サイドバックにポジションを取り、モハメド・サラーにぶつけられて試合は、今でも鮮明に憶えております。
相手として嫌なプレイヤーというものは、やはり貢献度が高いということでありましょう。
Thank you for everything at #MUFC, @Youngy18 🔴
Wishing you the very best of luck with Inter Milan! 🇮🇹 pic.twitter.com/q8wIOmZ6Xn
— Manchester United (@ManUtd) January 17, 2020
ひとつ言えるのは、これで明日の試合にアシュリー・ヤングが出て来る可能性は消えたということ。
マンチェスター・ユナイテッドには、何かとトレント・アレクサンダー=アーノルドと比較されるアーロン・ワン=ビサカがいますが、ここはリバプールが違いを鮮明に際立たせたいですね。
リバプールの生命線のひとつは、両サイドバックの躍動です。
両ワイドでのバトルを制す。
このポイントは重要だと思います。
そういった意味では、老獪なアシュリー・ヤングがいなくなったということは、リバプールにとっては追い風かもしれません。
ライバルチームのプレイヤーではありますが、34歳、そして35歳になろうとする時期での新しいチャレンジを祝福したいと思います。
新天地での活躍を祈ります。
長く、ビッグマッチでしのぎを削った好敵手でありました。