プレミアリーグ第34節として組まれていたマンチェスター・ユナイテッド対リバプール戦。
本来であれば、この試合は既に終了しているはずでしたが、オールド・トラフォード内、あるいは近郊に騒ぎが起こり、延期の判断がなされていました。
早朝、速報的にお知らせをしましたが、このカードの試合日程が正式に決まっています。
マンチェスター・ユナイテッドは、プレミアリーグの最終節に至るまで、すべてのミッドウィークに試合が入っており、再試合を組むことは非常に困難な状況でした。
もしそれを実現するならば、多少の無理は受け入れざるを得なかったことも事実です。
ここでは、改めてマンチェスター・ユナイテッド対リバプール戦の組み替えられた試合日程をまとめるとともに、それが両チームにとって、どんな位置づけになるのか?を見てみたいと思います。
まず、マンチェスター・ユナイテッド対リバプール戦の新たな日程は、次のとおりです。
■キックオフ:日本時間、2021年5月13日(木)28:15
(金曜日の午前4:15)
■会場:オールド・トラフォード
先日は、乱入するファンをコントロールできなかったわけですが、今回は、最低でも前日から警備を強化する以外に方法はないと愚考します。
選手達は勿論、住民の安全が確保されなければいけませんね。
次に、両チームが、どんな条件で、この試合に臨むか。
前後の日程、特に対戦前の試合は注目されます。
リバプールはと言うと、5月8日の土曜日にサウサンプトンと対戦をし、中4日でマンチェスター・ユナイテッド戦を迎えます。
その後に待っているウェストブロム戦には、中2日になってしまいますが、凌ぐしかありませんね。
一方、マンチェスター・ユナイテッドですが、プレミアリーグでレスターと戦い、そこから中1日でリバプール戦となります。
中1日で、レスター、リバプール戦と続くので、かなりタフかと思いますが、スケジュール通りに試合が開催されていれば、こんなことにはなりませんでした。
リバプールに朗報があるとすれば、幻となった過日のマンチェスター・ユナイテッド戦で、ナット・フィリップスの名前がスタメンにあったこと。
その後、明るくトレーニングに励む姿も紹介されており、怪我から回復をしたことが分かります。
ナットとオザン・カバクが、センターバックでコンビを組めれば、ファビーニョを中盤に上げることが出来ますから、リバプールにとっては大きいですね。
相手がどこであろうと、これからの試合はすべて勝つ!
その気持ちを見せてほしいと、心から願います。