レアル・マドリード所属のマルコ・アセンシオといえば、これまで度々リバプールの補強候補として名前がメディア上に浮上していたプレイヤーの一人でした。
率直に申し上げると、私としては、その可能性は極めて低いと考えており、あまり取り上げてこなかったことも事実です。
そのマルコ・アセンシオが不運に見舞われてしまいました。
現地時間、7月23日に開催されたインターナショナル・チャンピオンズ・カップで、アーセナルと試合をしたレアル・マドリード。
アクシデントは、60分頃に発生しています。
マルコ・アセンシオがピッチに倒れ込み、非常に苦しんでいる姿が見て取れました。
悔しさもあったのでしょう、ストレッチャーに乗せられようとするとき、マルコ・アセンシオは、何度かピッチに拳を降ろしていました。
断言は出来ませんが、オバメヤンが突破を図ろうとした際に、マルコ・アセンシオは、相手に背中を向けてブロックに入っており、その際オバメヤンの足が膝部分に入ってしまったように見えました。
そのワンプレイが、怪我に繋がったのかもしれません。
お互いに悪意はなく、ラフプレイでもありませんでしたので、不運としか言いようがありません。
このニュースは、スペインメディアは勿論、エコーやMirrorなども報じています。
ジダン監督は、悪い怪我だと思われる旨の発言をしており、痛めたのは膝だとコメントを出しています。
正式な診断を受けなければなりませんが、メディアでは、おそらく前十字靱帯断裂だろうと見ているようです。
エコーは、シーズンアウトになる可能性もあると報じています。
となれば、移籍どころの話ではなくなりますね。
シーズン開幕前の負傷というのは、どこのチームのプレイヤーであろうとも歓迎は出来ません。
非常にシリアスな怪我である可能性が高そうですが、マルコ・アセンシオの回復を祈ります。