リバプールから数人のプレイヤーがローンで出ていますが、たとえばハリー・ウィルソンの場合には同じプレミアリーグのボーンマスへローンということで、その期間が延長されることが過日発表されました。
今回取り上げたいのはマルコ・グルイッチ。
マルコ・グルイッチは、ブンデスリーガのヘルタ・ベルリンへローンで行っており、中盤でのレギュラーとして重用されています。
ヘルタのスポーティング・ディレクターのコメントを紹介しながらエコーが報じるところによれば、マルコ・グルイッチは、6月末にはリバプールへ帰って来るとのこと。
2シーズン連続でヘルタへ行っていたわけでが、同SDは、6月末までのローン期限は両クラブの約束であるとしつつ、グルイッチをローンで得たことをポジティブに捉えているようです。
ひとつ確認をしておきたいのは、まずブンデスリーガは再開が早かったこと。
また、リーグに属しているチーム数がプレミアよりも少ないため、すべての試合を消化するのは第34節であり、この最終戦は6月27日に開催されます。
よって、ヘルタでの役割を完遂した後にリバプールへ帰ってくれば、7月からは一緒にやって行けることになります。
ブンデスリーガではしっかりと結果を出したグルイッチ。
プレミアリーグでも輝けるか。
身長にも恵まれた大型のミッドフィールダーであり、シュートを狙う姿勢も持っていることから、ブレイクしたら面白い選手だと私個人としては思っています。
ユルゲン・クロップ監督がリバプールへやって来ての補強、その初期段階で獲得したタレントだけに、何とか花開いてほしいですね。
もし、グルイッチを中盤で使えるならば、超過密日程が続く7月において、リバプールは1枚ピースを増やすことが可能となります。
本来なら、ハリー・ウィルソンも戻したいところですが、そのへんは紳士協定もあるし、ボーンマスでシーズンを完結させてあげたいという考えもあることでしょう。
まずは、グルイッチがリバプールへ帰って来て、どんな姿を見せてくれるか。
楽しみにしたいと思います。