この夏、バイエルンを去ることは間違いないだろうと見られていたマリオ・ゲッツェが、一転、バイエルンに残ってがんばりたい！という趣旨の発言をしたことが、メディアを賑わせていますね。
その真意はどこにあるのか？
リバプールとしては、どうしたらいいのか？
私なりに、ちょっとだけ考えてみたいと思います。
まず、月曜日の動きを簡単に整理してみると、まずマリオ・ゲッツェの代理人が交代することが発表されました。
このことが、かなり大きな影響を与えたものと思われます。
さらに マリオ・ゲッツェは、カルロ・アンチェロッティ新監督の元、バイエルンでの未来を楽しみにしているという趣旨の言葉を発信しています。
事実関係を見れば、マリオ・ゲッツェはバイエルンでの残留を希望・・・ということになりますが、それほど単純に割り切れるものか？という感もいたします。
○マリオ・ゲッツェ発言のタイミング
代理人の交代と鑑み、マリオ・ゲッツェが一転バイエルン残留希望を言葉にするタイミングは良すぎはしないか？
このへんは、何らかの思惑がある可能性があるかもしれません。
○バイエルンあるいはカルロ・アンチェロッティの考え
マリオ・ゲッツェが本当にバイエルンでの未来を希望したとして、当事者であるバイエルンとカルロ・アンチェロッティ新監督の考え、構想はどうなのか？
その部分も見ていかなければならないと思います。
○リバプールとしてのスタンス
そもそも、リバプールがマリオ・ゲッツェ獲得に動くのではないか！という説は、バイエルンを離れるだろうという推察のもとで、￡20mという金額で獲得できそうだという声から来たものと思います。
その前提条件が崩れれば、リバプールは、無理にマリオ・ゲッツェ獲得にこだわる必要はないのではないか？
・・・というのが、私の考えです。
マリオ・ゲッツェの件について、私としては、そう単純に、はいバイエルンに残留とはならないように予想しているのですが、さてどなりますか？
いずれにしても、リバプールとしては、大きなリスクをおかしてまで、マリオ・ゲッツェ獲得にこだわる必要はないと思うし、条件的に良ければというスタンスで臨めばよいと思っています。