先日のリーグカップ、ダービー・カウンティ戦で先発出場を果たしたマルコ・グルイッチですが、イングランドのフットボールを学び、成長していきたいという意欲を明かしています。
私なりに、ダービー戦でのグルイッチを見た感想では、とても良い部分もあったし、若さが出てしまったかな・・・というシーンも一部ありました。
しかし、まだまだ若手で、これからのプレイヤーですので、秘めているポテンシャルをしっかりと見てあげることが大切かと、私なりに思っております。
ダービー戦終了後に、ユルゲン・クロップはグルイッチについて、こんなコメントをしていたそうです。
「マルコは、素晴らしいデビューをしたね。とても良かったよ。彼は素晴らしいスキルを持ったプレイヤーなんだ」
さて、グルイッチはというと、ダービー戦を終え、次のような発言をしています。
これは、Liverpoolfc.comへ向けてコメントしているものですが、その一部、骨子をご紹介いたします。
(MG)
ぼくにとって、素晴らしい夜になったよ。
はじめての先発で、勝利もできたしね!
ダービーを相手に3-0というのは、いい試合だった。
彼等は、いいチームだったよ。
ぼく達は、上手くプレイできていたと思うし、何より、応援のために旅をして来てくれたすべてのファンにお礼を言いたいね。
とってもいい雰囲気になったよ。
良いプレシーズンを過ごせたし、ベンチにも入れている。
だけど、ぼくはもっともっとイングランドのフットボールに適応できるよう学んでいかなければいけないんだ。
毎日、より良くなれるように!と、トライしているよ。
これからも、ぼくは学び続け、ハードワークを続けていくだろう。
そうすれば、もう一度チャンスが巡ってくると信じているよ。
ぼく自身としては、フィジカル面をより改善したいとトライしているんだ。
毎日、スタッフと一緒に取り組んでいるよ。
ぼくはまだ、チームの中では若手だし、より良くなっていける。
ここへ来たときに、馴染むのは簡単だったよ。
デヤン(ロブレン)に会って、彼が街のこと、クラブのこと、ファンのことなど、すべてを教えてくれたからね。
彼は、素晴らしい人だよ。
どんな時でも、話が出来るし、何かと助けてくれるんだ。
彼は、シーズンのスタートから、とっても良い活躍をしているし、そんな彼が近くにいてくれるのは嬉しいことだね。
以前もちょっと書いた記憶がありますが、私としてはマルコ・グルイッチに、とても期待をしています。
ちょっと長い眼で見てあげれば、大輪の花を咲かすような予感さえするのです。
ダービー戦でも、非常に良い部分を見せていたグルイッチですが、まだまだ彼が秘めているポテンシャルは、あんなものではないと、私は感じております。
一点、若さが出た・・・と冒頭で書いたのは、自陣の深い位置で、ちょっと不用意なパスを相手に奪われ、失点の危機に繋がりそうになったシーンがあったことです。
しかし、そのときには、周囲にいたチームメイト達がカバーし、結果的にクリーンシートを成し遂げています。
あのとき、すぐさまルーカス・レイバをはじめ3、4人のプレイヤー達がグルイッチの元へ駆け寄り、ポンポンと肩を叩いていたシーンが印象的でした。
いいチームになったな!と、感じた次第。
こういった経験を積んでゆくことで、グルイッチもよい大きな存在になったいくのでしょう。
これからが楽しみなタレントの一人だと思います。