かねてからリバプールの補強候補、その一人として報道されているマルセイユ所属のミヒー・バチュアイ(ベルギー)ですが、この夏にマルセイユを離れる方向であることをクラブ側が事実上認めたようです。
バチュアイは、若手ストライカーとして、タレント豊富なベルギーにあっても大きな期待を背負っています。
ゴールをする能力にも勿論長けていますが、バチュアイの場合は、アシスト数も非常に多いことが特徴かと思います。
ただ、バチュアイを狙っているのはリバプールだけではなく、プレミアリーグではトッテナムやウェストハムの名前も取り沙汰されています。
マルセイユの暫定監督を務めているフランク・パッシは、概ね次のような発言をしています。
「彼が去って行くであろうことは、誰もが知っていることだよ」
「我々としては、それを受け容れることになるだろう」
フランク・パッシとしては、高額なオファーがあれば、それを受け容れざるを得ないのがマルセイユというクラブの現状だという見解を示したと言ってよさそうです。
ただ、メディア筋の論調を見ていると、バチュアイ獲得レースに関しては、トッテナムが優勢という声が高いようです。
ポチェッティーノ監督が、かなりバチュアイ獲得に熱意をもっているとも。
また、トッテナムは既に来シーズンのチャンピオンズリーグ出場を決めており、その部分も有利な要素として考えられている模様です。
私なりに、ちょっと気になるのは、ウェストハムの動きです。
バチュアイの件でも名前があがっていますが、この夏には、かなり精力的な補強を敢行しそうな匂いがします。
今シーズンもウェストハムは躍進したと言っていいでしょう。
来シーズンのプレミアリーグにあって、注意したい相手になりそうです。