かねてからリバプールの補強候補、その一人と目されているドルトムントのマッツ・フンメルスですが、代理人を務める彼の父ヘルマン・フンメルス氏は、もしドルトムントを離れるならば、当然バイエルンが、その候補のひとつになると語っています。
これは、ヘルマン氏がビルトに語ったもので、ドルトムント残留の可能性も完全には否定していませんが、この夏に新天地を求める可能性があることを示唆したものとも受け取れます。
フンメルスに関しては、リバプールとマンチェスター・ユナイテッドがお互いにターゲットにしているという説が有力です。
以下、ヘルマン・フンメルス氏がビルトに語ったものの一部を要約してみたいと思います。
・マッツは、彼のキャリア、彼の人生において重要な決断をすべき時に直面している。
・ドルトムントは、ヨーロッパのトップクラブの地位に戻って来た。だから彼も一生懸命に考えているよ。
・もし彼がドルトムントを離れるならば、5つか6つのクラブの内のひとつへと行くことになるだろう。
・そのうちの一つは勿論バイエルンだよ。
ヘルマン・フンメルス氏の発言をそのまま受けとめれば、5チームから6チームのビッグクラブからのオファーがあるということでしょうか。
バイエルン、リバプール、マンチェスター・ユナイテッド、あとはアーセナルあたりも狙っているという話を聞いたことがあります。
いずれにしても、フンメルス本人も、かなり考えていることは事実のようだし、条件面さえ整い、合意できればドルトムントを離れる可能性もありそうです。
その行き先がリバプールなのか?は、まだまだ分かりません。
もし、リバプールが本当にフンメルスを欲しているならば、そのときにはユルゲン・クロップが直接説得に乗り出すことでしょう。
こればかりは、今後の経緯を見てみないと分かりませんね。
ただ、リバプールには他にもセンターバックの補強候補の名前はあがっており、シャルケからやって来るジョエル・マティプとあわせて、ディフェンスラインの再構築が行われる可能性は、かなり高いと言えそうです。