レジェンド、スティーブ・マクマナマン。
最近、マクマナマンが語っている言葉を振り返ってみると、リバプールの現状に、強い危機感を抱いていることが、ひしひしと伝わってきます。
今回もまた、マクマナマンは、リバプールのチームづくり等々について、疑問を呈しています。
もう黙っていられない！という心境なのでしょうか。
（ＳＭ）
私には、ブレンダン・ロジャーズが、最強のイレブンを知っているのか？が、さっぱり分からないよ。
ロブレンではなくサコーを優先する？
今夜の彼は、上手くプレイしたよ。
だが、今夜の試合をプレミアリーグと比べることが出来るかい？
ベンテケが出るときには、フィルミーノかララーナが、彼の後ろに入るのかな？
それとも、２人のミッドフィールダーと組ませるのかな？
彼（ロジャーズ）は、チームにクリエイティブなオプションを沢山持っているけど、それを使うのかな？
それとも、守備的にやるのかな？
彼が、リバプールのベスト・イレブンを知っているならば、前線に比重を置くしかないんだよ。
要するに、マクマナマンとしては、ロジャーズが考えていることが、全然理解できない・・・ということを言いたいのだと思います。
まだシーズンはスタートしたばかりですが、特に攻撃面での可能性を感じさせない部分は、観ているほうも辛いことは確かですね。
コンパクトに陣形を保てず、ピッチに広く各プレイヤーが分散してしまって、スピード感のある攻撃への組み立てが出来たシーンが、ほとんどない。
大切なのは、その現状を受け入れつつ、ロジャーズによって、その課題が改善できるのか？
あるいは、もうロジャーズでは無理なのか？
もし後者ならば、悠長に構えている余裕は、さほどないと思うのですが。
いずれにしても、日曜日のノリッジ戦で、どんなメンバーを選び、どのようなフォーメーションを組むのか？
まず、そこからが注目点になりそうな予感がします。
監督問題が、どんな方向になるのか？は、分かりませんが、今、リバプールが変わらなければならないことは事実かと思います。