日本時間早朝にアンフィールドで開催されたマージーサイドダービー、リバプール対エバートン戦ですが、一言、ナイスゲーム!でした。
すべてのプレイヤーがよくやってくれたし、攻守ともにパーフェクトに近かったと思います。
結果は、4-0でリバプールが圧勝!
プレスといい、運動量といい、連携といい申し分のない試合になったと思います。
まず、得点経過から整理してみます。
・43分 ディボク・オリギ
・45+2分 ママドゥ・サコー
・61分 ダニエル・スタリッジ
・76分 フィリペ・コウチーニョ
注目された中盤の底ですが、コロ・トゥーレがベンチに入れたことで、ルーカス・レイバを起用することが出来ました。
ジョーダン・ヘンダーソンとエムレ・チャンが不在の中、このルーカスとジェイムズ・ミルナーが、実に良い仕事をしてくれたと思います。
どのプレイヤーも全員が素晴らしかったと思いますが、私としてはルーカスとミルナーのがんばりが大きかったと考えています。
先制点を決めたディボク・オリギですが、ミルナーからのクロスをヘッドで決めたものですが、エバートンのディフェンダー2人に密着されながらも、非常に高い打点で頭ひとつ抜き出て、よくコントロールしたシュートだったと思います。
また、2点目もミルナーのクロスをサコーがヘッドで決めたものですが、ゴール後にサコーはベンチへ向かって走ります。
ユルゲン・クロップの元へ!と、私は思ったのですが、サコーは迷わずベンチにいるコロ・トゥーレと抱き合って喜びを示します。
その輪にデヤン・ロブレンも加わった光景は、いいものだったし、チームが良い状態であることを証明した瞬間だったと思います。
今日の試合は、試合全体を通じて完全にリバプールが支配しており、ルカクの名前が呼ばれることは皆無に等しかったし、シモン・ミニョレの姿が映し出されるシーンも、ほとんどありませんでした。
それくらいの圧勝でしたね。
マージーサイドダービーで4-0の圧勝ということで、今後の弾みがつくと思いますが、心配なことも起こってしまいました。
ディボク・オリギの負傷。
50分ほどの時間帯、オリギにボールが渡った瞬間、相手ディフェンダーがオリギの足首を踏みつけに行き、オリギはそのままストレッチャーでピッチ外に運ばれました。
絶好調のオリギだけに、怪我の状態が非常に心配です。
あのファールは、かなり悪質だったと思います。
足を蹴りにいったというより、足首を踏みつけ、さらにかなり長い時間にわたり踏みつけた行為だったかと。
当然、レッドカードが提示されましたが、そのカードでオリギの怪我が治るわけではありません。
オリギの状態に関しましては、稿を改めて書きたいと思います。
今後、オリギが当分起用できないとなれば、週末のプレミアリーグ、さらに来週のヨーロッパリーグとの連戦で、ストライカーのターンオーバーに影を落としてしまいます。
軽傷であることを祈るばかりです。
ただ、マージーサイドダービーの結果と内容は、共に満点だった!と思うし、全プレイヤーに拍手を送りたいと思います。