今年の夏、ハル・シティからリバプールへとやって来た左サイドバック、アンドリュー・ロバートソン(スコットランド)ですが、今シーズンは、アルベルト・モレノがレギュラーの座を射止めており、出場機会に恵まれない日々が続いてきました。
しかし、アルベルト・モレノが負傷離脱して以来、しっかりとチームに貢献してくれていると感じます。
アンドリュー・ロバートソンにとって、リバプールは初めてのビッグクラブであり、このように出場機会で苦しむ経験はなかったようです。
そのロボにとって、ジェイムズ・ミルナーの存在が、ずっと助けになってきたと、ロボ自身が語っています。
ジェイムズ・ミルナーといえば、たとえばマンチェスター・シティに代表されるように、厳しいポジション争いを多々経験してきており、ロボにとって、学ぶべき点が多いと。
ロボの言葉については、エコーが報じており、この場では、その一部を私なりにまとめてみたいと思います。
(Andy Robertson)
彼(ミルナー)は、ぼくにずっと良くしてくれているよ。
彼は、プロとしてのお手本だし、誰もが、彼の本にはさまれた栞の部分を見て、学んでいるんだ。
本当に、彼には助けられたよ。
そのキャリアを通じて、彼はビッグクラブでプレイをしてきたね。
ぼくにとって、ビッグクラブでプレイをするのは、初めての経験だ。
彼は、とても多くの経験を積んできている。
彼は、ぼくに言ってくれたよ。
「自分自身を見失わず、辛抱強くハードワークしろ」とね。
ぼくは、長くここにいるうちの、3ヶ月か4ヶ月しか、まだ経っていないんだ。
より完成したプレイヤーになるために、時間はあるしね。
彼は、ぼくが基準を高く保つこと、辛いときでも、前を向いていくべきことを教えてくれたんだ。
他の仲間達も、よくしてくれるよ。
キャプテン、ヘンダーソンも、ぼくに話しかけてくれるし、素晴らしい助けになってくれるんだ。
ロボが、よく言われるのは、クロスの精度が高いことですね。
とりわけ、アーリークロスは味わい深いと思います。
もう一点、付け足すとすれば、左サイドでのフリーランニングでの貢献度が高いことでしょうか。
攻撃陣へのマークを自分側に引きつける動きが、とても気が利いていると思います。
ボールコントロールも柔らかいし、一皮むければ、素晴らしい左サイドバックになることでしょう。
アルベルト・モレノが戦列に戻ってくるまでには、もう少し時間がかかりそうです。
その間に、出来るだけのアピールをし、自身が蓄えてきた力を証明する。
それが、今のロボに課せられた使命のようにも思えます。