ミッドフィールダーとして、どのポジションでもこなせるスキルをもったジェイムズ・ミルナー。
おそらく、フットボールというものを熟知しており、試合とは何かということがよく分かっているからこそ、あれだけのユーティリティーぶりを発揮できるのだと思います。
そのミルナーは、今シーズンは何と左サイドバックのレギュラーとしてプレイをしてきました。
ミルナーならばこなせるだろう・・・。
そういった期待も勿論あったとは思いますが、当のミルナーにとっては、それほど簡単なことではなかったようです。
しかし、ミルナーは、「日々学んでいる」と語っており、与えられたポジションに適応しようとしています。
まさに、頭がさがる思いです。
一方ミルナーは、今シーズンのチームに、かなりの手応えを感じてもいるようです。
テレビ出演をした際に、ミルナーは、「今シーズンのチームは昨シーズンまでとはまったく違う」という趣旨の発言をしています。
ここでは、そのすべてはご紹介できませんが、ミルナーの言葉の断片をちょっぴり拾ってみたいと思います。
(JM)
今シーズンは、昨シーズンとはまったく違うチームを見ているよ。
バーンリー戦でも、さほどパフォーマンスは悪くなかった。
昨シーズンはといえば、何試合かは、私達がやりたいプレイが出来ていたと思うんだ。
しかし、そうはいかない試合もあったね。
一貫性を保てているのは、本当に良いことだし、チームのクオリティーは信じられないほどだよ。
もし、良いパフォーマンスが出来なければ、シャツは持っていかれ、他の誰かがチャンスを得ることだろう。
それが、どれほどの期間になるかさえ分からない。
それは、本当に喜ばしいことだよ。
お互いが、そのポジションを取るために、競争をする必要があるんだ。
そのことで、チームとして改善し続けていきたいね!
ミルナーとしては、まずチームに一貫性が出てきたことをあげ、よくない試合がなくなってきたということを言っているのだと思いいます。
さらに、ちょっと油断をすれば、自分のポジションがいつ奪われても不思議ではないほどに、チーム層が厚く、クオリティーが高くなっていると、ミルナーは言っています。
ミルナーが感じているとおりに、チームが今後も切磋琢磨して改善され続けていけば、いわゆる取りこぼしも激減することでしょう。
そのとき、リバプールはプレミアリーグの順位を限りなく高く保てるようになると思います。
まずは上々のスタートを切ったリバプール。
これから!が、実に楽しみなチームになっていきそうですね。